必ず役立つパーマのコントロール方法

問診・視診・触診を「カウンセリング」と薬剤と総合的に懸案し施術

1.経験不足を補う徹底してカウンセリング 2.薬剤とロッド&テンションのコントロール

毛髪診断が重要なカギを握ります。お客さまは自分の決めたかかり具合を希望しますが、

いがいに自分の髪のタイプはわかっていない方が多く、ヒヤリングだけで判断することは毛髪の見極めを誤る。

例えば”大きなカールが希望”とスタイリストに懇願しても、希望のかかりにならないことがある。

このケースの場合は髪が細く多い髪で、ヘアカラーを継続的に行っているまあ普通のヘアカラー毛であるわけですが、

普通このケースの場合はかかりは普通に毛染め対応で、ロッドを太く選び薬剤も普通のタイプであればかかりますが、

実際はかからないケースが稀にあり、よくよく聞いてみると何度かかけ直ししたことがあると言っていました。

 

髪が細くしかもクセがあり、髪の量も多いタイプの人ですが、このタイプの髪はかかりが悪いタイプもいる。

問診の時に(とくに初めて)は時間をかければ避けらた場合です。

また、黒染めも同様で視診では髪も黒く、若い人であればかかりずらいと判断してもおかしくありません。

 

このケースの場合は触診を行うことで、髪のザラザラ感で判断し、適切な薬剤や施術方法を行えば、

すくなくてもかかり過ぎは避けらたケースです。

このようにパーマは問診・視診・触診を行うことで、適切な処置を行さえすれば失敗をしないで済むわけです。

 

それ以外のも薬剤でコントロールし。テンションの強弱、ロッドの大小でコントロールが可能になります。

 

目次

1.経験不足を補う徹底してカウンセリング

2.薬剤とロッド&テンションのコントロール


1.経験不足を補う徹底してカウンセリング


■聞くことで視診や触診によって希望のカール&ウェーブを作る

現在のパーマの主流はカール&ウェーブで、カットを活かすヘアデザインにすることです。

カールはロッドを太目にデザインによって、巻き方を変化させていく、根元から巻くのか、毛先巻きなのか、

計算してロッド巻きの計画を立てていきます。

 

『カールへアの巻き方』ロッドの巻き方と施術

カールへアの場合は髪がやわらかい、普通毛は根元からパーマをかけ、毛先につなげることで全体に自然なボリュームを出す。

硬い髪でも削ぎの基本である、根元から毛先まで均一に削ぎを入れ、毛先は細くしカールの毛先をキレイに半円を描くことが可能です。

*スタイリストによっては根本巻くとボリュームが出過ぎると避けますが、カットのつながりと削ぎを均一にするときれいにカールが出てきます。

 

『ウェーブの巻き方』ロッドの巻き方と施術

ウェーブへアの場合はあ毛髪の状態によって、ロッドと薬剤によって表現します。

施術前にカウンセリングの時にパーマの状態を把握し、人によっては強めに2カ月前後でも、ボリュームのないかかりだった場合は、

以前かけたパーマが弱いかカールでかけている場合が多く、ウェーブへアのかかりに調整します。

 

または、パーマがかけてもすぐ取れる場合も同様です。ウェーブへアのロッドや薬剤やテンションがキーワードで、

ウェーブへアの出るロッドの大きさや薬剤を選び、しっかりテンションをかけて施術にあたる。


2.薬剤とロッド&テンションのコントロール


■薬剤には前処理・後処理と中間水洗やテンションが重要になってきます

よくパーマはノンテンションでかかると言っているスタイリストがいますが、

それはパーマ(傷んだ髪)にかける人に当てはまる言葉で、硬い髪やバージンへアではパーマはかかりません。

テンションは美容学校で習った通りにテンションが入ることで、カール&ウェーブがかかるわけです。

 

髪の強度とテンションは密接に関係していて、髪の強度の低い髪質はコールドパーマではかからないこともあり、

デジタルパーマが適切な施術方法です。髪の表面は疎水性からなり、構造上はドライで中和することでシスチン結合も強化されます。

コールドパーマの場合はウェットのためシスチン結合が弱くパーマがとれやすい側面があります。

 

そんなことを解消しているのが一木氏(名古屋の)のラミダスカールは、薬剤と処理剤を開発しウェットでもかかるパーマを開発。

中間水洗後にマレイン酸とレブリン酸(国内での特許を持っている)を希釈し、

水素結合を促しデジタルパーマと同様なかかりを可能にしました。

 

詳しい内容はこちら→

中でもテンションの重要性を説いています。テンションが決め手にロッドを選択し、

希望のカール&ウェーブを実現するすべのヒントが得られます。