国内にある美容室のブリーチ剤をご紹介します
ブリーチ剤の中でもヘアケアに特化している脱色剤を紹介
1.削るだけの脱色剤にケア剤が特化した商品 2.ブリーチとヘアカラーの関係
ヘアカラーの中でも調整を行う(黒染め)場合のブリーチや、グレイ(白髪)の明度を上げるブリーチや、
色の明度を上げ彩度を高めるためにブリーチが普通に行うれています。
すこし前まではブリーチによって削ることがメーンだったものが、マレイン酸など配合され仕上がりや毛触り感など、
継続性を高めるタイプの脱色剤であるブリーチが多く販売されています。
ブリーチ剤のケア剤を特化したタイプは、国内でも海外からヨーロッパ生まれのタイプが多く、
ドイツのシュワルツコフや、フランスの大手ロレアルなどが付加価値のあるブリーチ剤を発売されています。
国内でブリーチを主に脱色するタイプは「ルウ」や、ハホニコ「クレイジークレイジービアンコ」などが、
ブリーチ力には定評がある。
目次
1.ブリーチ剤とヘアカラーについて
2.ブリーチとヘアカラーの関係
1.ブリーチ剤と処理剤を使うメーカーが増えている
■ブリーチ剤と処理剤は毛髪の状態を見極め使う
〇シュワルツコフ「ファイバーフレックパウダーブリーチ」
分類したわけて使うタイプはシュワルツコフの、ファイバーフレックパウダーブリーチ。
コハク酸が配合され仕上がり感をアップさせます。ファイバーフレックパウダとNO1ボンドブースターを使い、
ブリーチ後の仕上がり感と継続性を高めるタイプです。
*ファイバーフレックパウダーを単品使用もアリ
ただし、フレックパウダーブリーチを単品使用した場合のほうが、
より、明度も高まりブリーチ力も高まるので、ボンドブースターを使用する場合リフト力も落ちる、
コハク酸もマレイン酸も酸によって、ブリーチのパワーが落ちることを計算して使う。
〇ロレアルプロフェショナル「プラチニアムプラス」
より明度が必要な場合に使うプラチニアムプラスは、粉末状ではなくペースト状で出来たタイプで、
固形タイプにも見えますがペーストで出来ているので使いやすい。
ロレアル場合はブリーチ用に過酸化水素があり、最大5種類あるので毛髪状態により使いわけが可能です。
プラチナプラスに2つの成分により高いブリーチ力を発揮
【キレート剤】
キレート剤が金属イオンを捕まえることにより、高い上りが可能になる。
【過硫酸塩の量と種類により明度がUP】
プラチナプラスの成分は、過硫酸アンモニウム+過硫酸カリウムによって明度のリフト力が変わる。
一般的なブリーチ剤とくにパウダータイプは、過硫酸カリウム+過硫酸ナトリウムからできている場合がありますが、
パウダータイプの成分の弱点は乾燥で、乾燥すると髪のブリーチ明度に影響します。
*過硫酸塩の配合量によってブリーチ力が変わります。
ペースト状(固形)のため乾燥に強く、毛髪の明度をスムーズに上げていく。
〇ロレアル独自「トリセリドコンプレックス」によりケア成分としての役割もある。
ミリスチン酸イソプロビル(基剤)・セラミド(毛髪保護成分)・ミツロウ(基剤)
オキシダンクリーム
2.ブリーチとヘアカラーの関係
■幅広いデザインカラーに高明度の高いヘアカラースキルが必要になっている
〇日本人と外国人のブリーチの関係
日本人の髪質は黒髪でイメージ的に欧米の人色に比べ見劣りする傾向がありますが、
実は日本人は単一民族のため色も出やすくキレイな色が出てくる。
欧米人の場合は白人・ヒスパニック・ブラックなどミックスされていて、
毛髪が思うような色が出てこないことが多い、欧米のブリーチの濃度は18%前後でかなり高く、
日本人の頭皮の弱い人はかぶれやあ皮膚の炎症の症状が出てきますが、
外国人の場合はそれだけ濃度の高い過酸化水素を使用しないと、脱色するパワーが必要なのでオンカラーの色も出ずらい。
皮膚も表皮こそ環境のため厚いですが、真皮などは薄く皮膚が弱い、日本人の場合は表皮は薄いのは高温多湿が関係し、
真皮は厚いので新陳代謝も活発で透明感もあるのは日本人です。
〇日本人の髪は幅広い色出しが可能です
高明度のヘアカラーを楽しむのはこの10年前後で、いままでは金髪というとイメージも悪いことが多く、
普通の人はやらないことが多かったですが、いまは年齢も問わず男性も施術を行う。
とくに、女性は若い世代から、グレイカラーの大人世代まで幅広くブリーチを行います。
明度差やヘアカラー染料を分解できないライトナーまで、ブリーチが含まれない脱染剤まで幅広い。
ヘアカラーの染料だけを、メラニン色素を分解するタイプや、ヘアカラー・メラニンの両方を脱色できるブリーチ剤がある。