インナーカラーが希望の色に染まらない理由
個々によって髪のメラニンと希望色が理由
1.アンダーと毛髪の状態 2.寒色は19レベル暖色は15レベルでもOK
高明度のヘアカラーがあたりまえになってはいますが、
アンダー(髪の履歴)例えば自分でセルフカラーや、黒染めや縮毛矯正など施術後のインナーは、注意が必要で希望の色が出ない。
メラニン量のバランスによっても変化し、赤メラニンが多い人は染まりが悪く、
黄メラニンが多い人は染まりが良いことが多い。毛髪のタイプによっても色の発色が変化します。
インナーカラーを入れる部位によって、希望の色が見えずらい部位にすることで、
せっかく発色がキレイでも、インナーカラーの部位に失敗すると、台無しになるので技術や経験によって結果が変わってきます。
目次
1.アンダーと毛髪の状態
2.寒色は19レベル暖色は15レベルでもOK
1.アンダーと毛髪の状態
■傷んだ度合いとメラニンのバランスによって変わる
黒染めは気をつけないといけないですね!若い子に多いですが就職活動の前に、
明度の高い色から、リクルートに適した黒髪にするケースがありますが、かならずスタイリストに言っておく、
若いスタイリストでは髪に触れないで、色だけ聞いて施術を初めてしまい、
ブリーチして染まらないことで初めて気がつき、対応ができないことはありませんが、
失敗する確率も高くなり、施術時間もオーバー、毛髪の傷みもあります。
色によってはオンカラーでも染まらない、特に寒色系の色のベージューやミルクティなど、
繊細な色は発色しても、色が濁りキレイな発色は出てこない。髪も傷み増えあまりいいことはありません。
縮毛矯正やヘアカラーを繰り返し行っている毛髪や、髪質のメラニンのタイプによっても注意が必要です。
傷みがあるとブリーチ後の色が速く抜けてしまったり、赤メラニンの場合は明度が15くらいでも、希望の発色が出てきません。
発色したとしても薄い色だったり、濁ることもあり、スタイリストが技術があっても色に影響してきます。
2.寒色は19レベル暖色は15レベルでもOK
■スタイリストでも経験がないと知らない
ヘアカラーの明度の高い全ていえることですが、髪のメラニンいがいには、染料の色やメーカーのタイプによって色の表現力も変わる。
髪のブリーチ明度は寒色は19レベル前後で、暖色は15レベルでも色が出てきますが、
髪のメラニンなどにより明度は前後します。
鮮やかな色を希望する場合には、塩基性染料のマニックパニックに、
落ち着いた発色には塩基性の資生堂ミューズパープルなどがおすすめです。
透明感重視の場合はソフタッチがgoodです。鮮やかな色とくに寒色を希望する人には、
19レベルまでリフトアップすることが必須で、ブルーやグリーンなど、目の覚めるような発色ですネ!
16レベル前後だと、色が薄かったり、色が濁ることがあるので、ブリーチのリフトアップが大切です。
スタイリストで慣れていない場合は、暖色のパープル・ピンク・オレンジ・レッドがいいでしょう。
寒色は経験と技術のある人ないと発色しなかったり、インナーカラーの部位が適切でなかったりして、
ヘアデザインが効果的に活きてこない。