アシスタントヘアカラーテスト見極め
メーカーの成分を知る放置時間を把握
1.メーカーの施術時間を知る 2.内容成分を知り特性を理解する
ヘアカラーの色の入り具合をチェックするには、経験や知識が必要ですが、
アシスタントには経験不足は否めないですが、薬剤の知ることは可能で、ケア成分や染料成分などが主ですが、
成分についてはスタイリスト(詳しいスタッフ)の人に聞けば、ほとんどのことは理解できます。
ウエラは光沢感のあるツヤ感や、ミルボンの発色、ロレアルの色持ちなどメリットと、
成分や特性からくるデメリットなど、イルミナはパターン化している、オルディーブは直接染料が多く配合、
アルーリアは日本人に特化しているデメリットを知ること。
メーカーが指定するヘアカラーの放置時間などからも、
メーカーの染料特性が見えてきます。全てに100%のヘアカラー剤はないわけて、
使うシチュエーションによって使いわけ、出した色を選択しましょう。
目次
1.メーカーの施術時間を知る
2.経験はスタイリストの仕事を見る
1.メーカーの施術時間を知る
■ロレアルは35分ウエラ~ミルボンは25分前後です
ロレアルの放置時間が他のメーカーより長いのは、ずばり色持ちの良さにああります。
ロレアルオリジナルのケア成分と、日本人にあった染料は、やや赤みが強い染料を使っていて、
結果この3社の中では色持ちが良い染料です。
長く時間を置くことで、ケア成分と染料が流出しずらい設計になっています。
粒子が大きく、油分と水分 オイルにデリバリー方式という独自の特許をもっている。
時間をかけることで色持ちと、髪のツヤや保湿性を高めます。
*仕上がりはロレアルのオイルカラー・アルーリアはダントツです。
オイルカラーホームページはこちら→
ウエラのイルミナやコレストンプラスは、光沢感と発色に優れている。
色の発色が鮮やかで、ブリーチオンカラーのオンカラーや、明度の高い色など、イルミナ単品で色も出やすく使いやすさは利点です。
黒髪で使う場合は、色がでにくいというマイナス面も存在する。
イルミナホームページはこちら→
ミルボンは放置時間も早く、アシスタントでも色が出る点で、失敗も少なく発色もでやすい。
マイナス面は直接染料が多く、配合しているので色持ちが悪い点です。
各社メーカーの長所・短所を知りながら使うことで、チェックや色の発色もしやすくなる。
オルディーブホームページはこちら→
2.経験はスタイリストの仕事を見る
■美容師は見て覚えることが大切な要素です
染料やケア成分を知ったうえで、経験の少なさはスタイリストのヘアカラー施術を見ることです。
経験でしかわからないことも事実ですが、見ることで、初めから最後までテスト~仕上げまで、
観察できるので、ヘアカラー好きな先輩の施術を見ながら、チェックの仕方や発色の出具合を見て覚える。
染め上がりの状態をお流し、シャンプーをした後に髪触りなど、メーカーによってかなり差が出てきます。
オイルカラーは60%が成分の中に含まれているため、シャンプー後の毛触りは他を圧倒していることもわかり、
イルミナの発色状態もブロー後の色も見て感覚がつかめます。
始めは応用性の高い12レベル以上のテクニカルなヘアカラー施術ではなく、
10レベル前後のスタンダードなヘアカラーの、ハケの使いかた、色の調合、チェックを見て覚えるようにしましょう。
色のレシピは補色の関係や、クリア剤の使い方など、基本操作をできるようにしましょう。