ファイバープレックスタイプ縮毛矯正&ブリーチ剤

3種のジガルボン酸「コハク酸・マレイン酸、酒石酸

1.ファイバーブリーチ&ファイバープレックスストレート  2.ジガルボン酸3種のタイプと目的

毛髪内部から流出したタンパク質を補修し、髪質内のタンパク質にボンドのように張り付き、

水分や栄養分を保ちながら髪の傷みを軽減し、高明度のヘアカラーやホット系パーマなどの継続性を高める。

 

ジャンルとしては酸熱トリートメントの一種で、プレックスタイプでオラブレックスと同成分でもあるマレイン酸も配合されている。

ファイバープレックスのちがいはコハク酸は、マレイン酸や酒石酸の調整剤としての役割もあり、

より髪のケア効果も高まり、ブリーチ剤や縮毛矯正などに応用しシュワルツコフが新発売商品をご紹介します。

 

 

目次

1.ファイバーブリーチ&ファイバープレックスストレート

2.ジガルボン酸3種のタイプと目的


1.ファイバーブリーチ&ファイバープレックスストレート


■カオリンクレイとコハク酸で粘着性をアップ

【ファイバーブリーチ】

カオリンクレイは土のなかからあ排出した、泥からさまざまな紙が重なったりあったようにできており、

表面積が大きいため少量の量でも広くおおわれ、その構造が薬剤と合致し効果を高める。

 

効果

〇老廃物、汚れや皮脂を取りのぞく

〇消臭効果

〇水分保湿効果(毛髪内部に水分を保湿する)

 

ブリーチ剤はパウダー状タイプがリフトアップには適していていますが、デメリットもあり乾燥が髪に大敵ですが、

クレイは水分含有率も高く、パウダーのマイナスでもある乾燥を防ぎながらリフトアップします。

 

●パウダーに比べ時間はゆっくり髪に浸透していきますが、ゆっくりと確実にリフトアップします。

●操作性が高く (根元だけの塗布・バレイヤージュ・グラデーションなど狙った部位に塗布しやすい)

●刺激も低く髪にもやさしい

【ファイバープレックスストレート】

髪の芯に強さと動き、やわらかく、しなやかに

システイン酸とは、ヘアカラーの2剤やパーマの2剤による、過剰な酸化反応です。

システイン酸が増えることで髪の損傷につながり、1度システイン酸が増えると減ることもないので、

ヘアカラーの色も落ちやすく、パーマもとれやすくなるので、髪の傷みやすい髪質になる。

 

栄養分が施術後に従来品に比べ毛髪内部のホールが少なく、しっかりタンパク質に栄養分を詰め込み、

髪のタンパク質を補修を行います。

 

ファイバープレックス ストレートで施術した場合、従来品と比べて毛髪内部の空洞化が少なく、しっかりと毛髪内部が保護されていることが確認できました。

シュワルツコフHPはこちら→


2.ジガルボン酸3種のタイプと目的


■コハク酸・マレイン酸・酒石酸

ジガルボン酸の3種はプレックスタイプなどで使用される主な薬剤成分で、

他にはリンゴ酸(ウエラ)なども使われていますが、中でもおおいのはマレイン酸やジ・マレイン酸で、

ホールでスカスカになった髪を強固にします。プレックスタイプ(オラブレックス)が代表的です。

 

シュワルツコフやクチクラなどマレイン酸が主原料が多いようです。

シュワルツコフはコハク酸・マレイン酸・酒石酸この3種類を、新商品の「ファイバープレックス」で、

中でもコハク酸はシュワルツコフの特徴で、主に調整剤などに使われ、化粧水など肌を引きしめるために使われる。

 

コハク酸によって、マレイン酸や酒石酸の効果も大きく、ブリーチ剤やストレート剤などに、

粘着性をも持たせるため、縮毛矯正やブリーチ剤などは操作性も高く、

髪の栄養分を補修することが可能です。