美容師がロングヘアを短く切る理由
毛髪のタイプによりウェット~ドライのちがいの区別がつかない
1.ウェットで切った場合とドライでは長さが異なる 2.サロン側の教育の問題
ヘアデザインがかっこよく似合ったいても、短く切り過ぎた場合は美容師のミスで、長さを顧客の希望通りに切ることは必須です。
おまかせであれば問題ないのですが、希望があった場合の長さより長く切った場合はミスではなく、
その後切れば問題が解決できますが、短く切った場合はボンドで髪を張り付けることができないからです
髪の長さは人により命をより大事に思う人もいる、顧客の希望より短い場合は失敗のカテゴリーに入る。
ではなぜ・・・短く美容師は切ってしまうのか?理由は美容師が単純に切り過ぎてしまうからで、
お店側の教育で短くしずぎることを理解させることが重要で、サロンによってそういった面での教育をしていない。
目次
1.ウェットで切った場合とドライでは長さが異なる
2.サロン側の教育の問題
1.ウェットで切った場合とドライでは長さが異なる
■クセ毛などの場合はドライ時の長さとビフォーアフターを計算
クセ毛の場合はドライ時の長さから逆算しカットを行う、濡れた状態で長さを計算すると短くなり、
カウンセリング時のドライ状態で計算すること、レイヤーやグラデーションのような縦のつながりや、
削ぎを入れることで短くなるので、施術前のシルエットやバランス構成を考えカットする。
クセ毛や硬い髪は短くなるかといって、長め長めにカットすると重いへアスタイルになり、
カッコイイヘアデザインは生まれません。カット入りたてのスタイリストにも傾向があり、
短くカットすることも、長すぎることも、失敗のヘアデザインであることを自覚する。
カットはウェットで7-8割カット、残りはドライカットで調整することで、
シルエットの微妙な質感やシルエットを補正する。上手なスタイリストほどドライカットに時間をかける。
真剣にヘアスタイルをつくる真摯でプロ魂がそこに出る!
↑の画像の後頭部から下の部位のレイヤーと、ぼんのクボのグラデーション回りの、
グラデーションとレイヤーのラインはまさにそうで、ドライカットしてシルエットバランスを整え質感を表現する。
2.サロン側の教育の問題
■教育するサロン側の教育が大切
短すぎる場合はサロン側が若いスタッフに、カットの基礎を教え込む時に伝えることで、
サロンによっては具体的に、切り過ぎや、切らなすぎ(重い)など徹底的に指導すれば、
このように切りすぎなどミスを事前に防ぐことが可能です。
切りすぎも、長すぎ重いなどの問題が出てくるのは、
ベーシックなカタチをシルエットバランス、量感、カットポイントや、
グラデーションやレイヤーから、前下がり、後ろ下がりボブから、レイヤーの定義を指導できなことが原因です。