縮毛矯正のクセの薬剤の種類の対応
カウンセリング時のヒヤリングとクセを確認し薬剤選定を決める
1.ヒヤリング時の内容によって薬剤選定 2.毛髪やヘアデザインにあった薬剤を選択
髪の毛は見た目や触った感じだけで判断できない微妙な部分がある。
縮毛矯正をなさる方は神経質な人もいる、細かい例えば耳うしろのはね方が気になるとか、
髪は重めや軽めの質感が好きなど、好みにあったカットと薬剤など選ぶ必要があるからです。
薬剤だけにとどまらずカット(削ぎを入れるか・いれないか)など、毛先の質感カール&ウェーブがほしいのか、
ボリュームを迎えていのか、ボリュームを出したいのか、はっきりさせて総合的に判断を下す。
薬剤やその後に計算し好みの質感を出すようにします。
1.ヒヤリング時の内容によって薬剤選定
2.毛髪やヘアデザインにあった薬剤を選択
1.ヒヤリング時の内容によって薬剤選定
■お客さまのタイプを見極めることも要素の一つ
ヒヤリング内容を全て鵜吞みにするのは避けたほうがいい、お客さまは髪の状態が10年前に縮毛矯正をしたときのことを話す。
10年ひと昔といいますが、人によってはそれ以上前の記憶を話す人もいるので、
スタイリストが実際に髪に手を触れ、ヒヤリング内容を判断することをすすめる。
〇硬く多く軟化に時間のかかる人・・・通常の薬剤のハードタイプ 通常のタイプはチオグリコール酸タイプ
〇やわらかく細い傷みのある人・・・スタンダードよりも弱いタイプ 通常のタイプはチオグリコール酸タイプでやや弱い
〇傷みがある人・・・前処理や後処理を行う髪質改善メニュータイプ システイアミンで2剤はブロム酸タイプ使用
通常のタイプはチオグリコール酸タイプで、メーカーでよく使われるポピュラーな薬剤です。やや弱いタイプも同様です。
システイアミンタイプはやや還元剤が弱いですが、髪の傷みのある人や、ボリュームを抑え過ぎないタイプの人向きです。
*システイアミンタイプの人でも後頭部の下や、顔回りの強いクセ部位は還元力の強いタイプを使用します。
2.毛髪やヘアデザインにあった薬剤を選択
■時代の流れ読むことに通じるファッション
縮毛矯正にも好みやスタイリングの仕方などで、ヘアスタイルが変わり対応できる薬剤があります。
薬剤でのハード・ソフトタイプの単純な薬剤選びから、ヘアデザインのボリュームや毛先方向性など、
薬剤だけに頼るのではなく、道具でもあるアイロン(ストレート)などで毛先にカール、髪の表面をふんわりさせる工夫が必要です。
根元をストレートに毛先をウェーブを、同時にする「すとかる」などや、毛先にカール&ウェーブの「マークコンティ」など、
薬剤と道具を使い、縮毛矯正+ロッドを使う毛先パーマなどがあります。
同時に縮毛矯正+パーマの場合は、経験がありカットを知っているスタイリストに施術がベスト。
縮毛矯正は傷みも伴いやすく、薬剤の扱い方や中間処理剤によって、継続性のある施術ができるようになります。
髪の傷みがあって継続性を望まれる人は、「等電点縮毛」クチクラさんがおすすめです。
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