美容師とビダルサスーンの基礎について
普遍的かつ計算した通りにカット
1.ウェイト 2.ウェイトポイント 3.フォルム
世界中のヘアスタイリストに影響力がある、「ビダルサスーン」が普遍的で計算されたカットは、
誰でも意思と情熱があれば、サスーンのような幾何学的なカットが可能になることです。
国内ではサスーンを海外のスクールや、セミナーで受講したことがあるなど、大小それぞれが内容が異なりますが、
国内であればピーカーブーアカデミーは外せないですね!基本がしっかりしていて、奥が深く年輪が重なるごとに上手くなります。
カットを覚える情熱さえあれば、誰でも奥が深いカットが覚えられますが···厳しいテクニカルなレッスンが必要です。
では、そんな内容はどうなのか?初めて感じた内容を、わかる部分をブログでまとめてみました。
目次
1.ウェイトバランス
2.フォルムバランス
3.ウェイトポイント
1.ウェイトバランス
■ウェイト(傾斜)フォルム(縦長比)ウェイトポイント(切り始め)
サスーンカットは建築物を作るデザインを、ある意味真似たもので、数学のような計算式に髪を切る方法です。
そこには普遍的ですが、覚えるにはかなりハードなテクニカルを磨かないと身につかない。カットスキルも年輪を重ね納得できる。
20代〜30代で覚えるにはハードワークが必要です。
ワンレングス·グラデーション·レイヤーなどを組み合せ傾斜の位置が変化します。
ワンレングス、ボブ(水平·前下がり)から、レイヤーやグラデーションなどの入れた、複合型がある。
【ウェイトバランス】横から見た傾斜を呼ぶ
(水平)
○ワンレングスの場合は床平行のストレートライン、日本人に合う伝説モデル山口小夜子さんのヘアスタイルです。
○ボックスボブは「BOX BOB」です。襟足をえぐったラインのボブ。耳下からのストレートラインです。
○複合型は、スクエアレイヤーの床平行の、セイムレイヤーと、頭皮に対して90度に引いてきるラウンドレイヤーとがある。
2種類を組み合せヘアスタイルを組み立てる。
その他にも後下がりや、前下がり、複合型と他に3種類とあります。
(後下がり)
ウェイトの傾斜が後下がりで、ウェイトバランスも後下がりのヘアです。
傾斜が下がることでやわらかいラインとある。
(前下がり)
ウェイトの傾斜前下がりで、ウェイトバランスも後下がりのヘアです。
傾斜が上がることで、短めの長さが多くなる。
(複合型)
ウェイトの傾斜が水平、後ろ下がり、前下がりがミックスされている。
一般的な使えるヘアスタイルが多く、若い子から大人世代まで幅ひろく使える。
一般的な使えるヘアスタイルが多く、若い子から大人世代まで幅ひろく使える。
3.フォルムバランス
■正面から見た縦横比を「フォルムバランス」と呼びます
フォルムの測り方は横幅の大きなふくらみが大きい位置を1とします。
もっとも横幅の大きい位置の膨みに対する縦の比率を測ります。
1.ウェイトバランスやウエイトポイントに比べ、正面からみた比率なのでわかりやすく、
スクエア(四角)やラウンド(丸み)の複合型は1:1.4の割合です。
2.コームの長さから比率が決めやすく、コームの長さを1とし、もっともボリュームがある部分を想定し、
遠くらコームの長さで眺め、ドライした位置も決め考慮します。1:2.0の割合です。
3.ワンレングスなどはもっとも比率的にもわかりやすい、横幅のもっとも大きい位置も想定し、
コームなどで収まる位置で眺めます。ドライ時のふくらみも考慮します。1:1.2の割合です。
*耳後ろが正面から見えない場合は、顔の長さを1として、縦横の比率を計測します。
3.ウェイトポイント
■切り始めのガイドの位置をウェイトポイントと呼びます
後頭部の一番ボリュームの出る位置と一致します。トップからアウトラインまで4分割して、上から下からの位置での比率で表現します。
1.ステムを後方斜め下に引き出すヘアスタイル2:2の割合(ぼんのくぼの一番ボリュームが出る部位を始めにカット)
分割は2:2の割合に起点の部分がぼんのくぼになります。
前下がりボブの複合型のカットです。
2.床と平行に引いて切る3:1の割合(鎖骨前後が一番始めにカットしボリュームが出る部位を始めにカット)
スクウエア(四角)といことからこの名前がつけられています。始めに切った長さ顎下が始めに切る部分で、
3:1の割合です。
3.ステムを真っ直ぐ下ろして水平にウエイトポイント4:0の割合(胸から下部位から真っ直ぐにカット)
長めのワンレングスのヘアスタイルで、毛先部位が一番ボリュームが出てきます。
複合型の2:2、3:1、4:0す2:2から3:1は複合型が多いですが、
4:0に関してはボブや長めのボブヘアスタイルが多い。
ここにかかれている内容は一部ですが、詳しくみたい人は、ビューティギャラリーなどでたしか4000円前後で購買が可能です。
確認するにもサスーンの基本(ピーカーブーが改めて内容になっています)がわかるベーシックです。