デザインカラーの寒色と暖色の色出し
色出しはまずはブリーチをと寒色&暖色の色の特性を理解する
1.色を活かすデザインカラーのヘアテクニック 2.発色の基準「寒色・暖色」の基本
ヘアカラーはインナーカラーが一般の方々が多く希望するデザインカラーですが、
その中でもオーバーセクションカラー(髪の外側に行うデザインカラー)や、インナーカラーをアレンジしたヘアデザインなど、
カットベースをベースにデザインをより際立ったヘアスタイルに仕上げる。
デザインカラーは色や質感や発色に目がいきがちですが、
ヘアカラーが活きるためには、ヘアカラーを表現する場所や、発色・質感・ヘアとマッチすることがキーワードで、
正確なへアスタイル表現があってこそ忘れていけない重要なポイントです。
目次
1.色を活かすデザインカラーのヘアテクニック
2.発色の基準「寒色・暖色」の基本
1.色を活かすデザインカラーのヘアテクニック
■オーバーセクションカラー(髪の外側)
インナーカラー(髪の内側)をするデザインカラーテクニックですが、一般的なヤング世代~ママ世代に需要があり、
ヘアサロンの中でも強化しているヘアカラーメニューです。
ヘアカラーの本場ヨーロッパでは、オーバーセクションカラーのメニューがデザインカラーとして認知されている。
欧米の人は日本人のようにパーマをかける割合が極端に少なく、知り合いのオーストラリアの友人は20年間サロンワークを行い、
一度もパーマメニューがないそうです。そのためオーバーセクションカラーやバレイヤージュ・グラデーション・フェイスフレーミング からなど、
日本では特殊扱いされてデザインカラーはほぼ一般的に行われていますが、これは髪色などが影響していますが、
*オーバーセクションカラー↑
この話題は次のブログでも触れてみたいと考えています。
〇オーバーセクションカラー
メンズ・・・上図のように髪の外側にブリーチを行い寒色で鮮やかなブルーをオンカラーで選択。
レディース・・上図画像のように頭のブリーチ部分の上を(ひし形)をとり、ミルボンオルディーブとアディクシーを使用。
暖色系の色でまとめたデザインカラー。*ピーカーブーアカデミーでのセミナーで使用したヘアデザインです
〇フェイスフレーミング・・フェイスライン部位にブリーチとオンカラーを入れ、
ベースカラーと合わせ際立ったヘアカラーです。矢印のユーチューブ動画で見られます
ホームページこちら→
ヘアカラーのデザインテクニックだけでは、デザインカラーは活きてきません。
ヘアスタイルあってこそだということをくれぐれもお忘れなく。
2.発色の基準「寒色・暖色」の基本
■発色・質感・ヘアスタイルに合わせて発色
ヘアデザインを行う場合には、色持ちの良さも基準の一つですが、染料もそれによって変わってきます。
薄くパステル風な質感や発色を求める場合は、染料の薄い低アルカリカラーのソフタッチが有効ですが、
色持ちと透明感を出すにはイノア(オイルカラー)を選択します。
色持ちを良くするには理論的にも、アルカリタイプのイノアのほうが持ちが良く、
薄い透明感を出すにはソフタッチがあ有効です。このように色持ちや発色によって色を選ぶようにしましょう。
●寒色系にあって染料選び
染料を選ぶ場合にはスタイリスト自身がメーカーの色を知る必要があり、染料が多く配合する、イルミナ・アディクシー・アドミオなど、
個性的な色がメーカーによってちがいがあり、アディクシーやオルディーブなどの色もカラフルですね!
*ミルボンのオルディーブとアディクシーの染料です
イルミナはオンカラーのシルバーなど染料の発色も良い。
*イルミナを使用していますホワイトシルバーです。
ブリーチにおいて寒色はリフトアップは19レベルが理想(実際は時間もかかりますので)ですが、できるだけメラニンを削るように。
暖色は15レベルくらいのリフトアップで色も入ります。寒色はしっかり削ることが基本の理由は、
ブルーやグリーンは透明感のある色だということ、暖色はメラニンによく馴染むピンクやオレンジです。