ショートボブは傾斜はシェープと角度で表現する
BOX(前下がり)と二等辺三角形シェープ(角度のある前下がり)で傾斜をつくる
1.BOXカットは四角形の傾斜 2.角度のある二等辺三角形は急激な傾斜
ボブの神髄は襟足部位の傾斜にあり、BOXの箱型も二等辺三角形のように引き出すことで、
前下がりと急激な前下がりとなるベーステクニックです。
カットはまずは正しい基礎があってのことで、彫刻にも似通っている部分があり、正確な仕事を行う必要がある。
ショートボブの場合はスタンダードなボブ、後ろ下がりのボブ、前下がりのボブの3種類を正確に切れること。
前日のブログでもグラデーションの内容を似触れましたが、今日はスタイリストのスキル性が表れるショートボブのシェープ(引き出す角度)によって、
ショートボブが正確に把握することで、つながり、表現力など普遍的なカットが可能です。
目次
1.BOXカットは四角形の傾斜
2.角度のある二等辺三角形は急激な傾斜
1.BOXカットは四角形の傾斜
■前下がりはスタンダードヘアスタイルの幅が広がる
前下がりのBOXカットは真後ろに引き出すことで、えりあし部分のくびれを表現します。
前下がりののくびれは後頭部のセンターラインから、サイドの耳前のガイドに真横に「前下がり」に、後頭部の傾斜がポイントです。
引き出すにはシェープを思い通りに、均一に引き出す訓練を繰り返し、トレーニングで体で覚える必要があります。
上図の画像はカットグラデーション展開図の一部で、今回のテーマでもある二等辺三角形は(急激な前下がり)と、
箱状の前下がりの後方のシャープを表したもので、左右軸には、耳上の水平・後ろ下がり・前下がり・複合型(水平・後ろ・前リミックス)したタイプ。
左右軸によって数々のグラデーションボブが形成される。
それには今回の理論と、シェープできるコーミングと、毛束を均一に角度をつけれらるテクニックが必要不可欠です。
2.角度のある二等辺三角形は急激な傾斜
■三角から後方にシェープを行うと急激な傾斜が形成される
1.のカット展開図にあるサイドの傾斜では、黒字で書かれている急激な傾斜は、
前下がりではありますが、レングスにサイドラインが見えるので、まっすぐ下して切る「ワンレングス」のようなラインに見えますが、
この展開図二等辺三角形を後方に切り、サイドのレングスが美しいラインが形成される。
新しいヘアスタイルを考える必要性よりも、いまある基礎からサロンで突き詰めることが明日につながります。