50代からのパーマヘアとカール&ウェーブ
やわらかい質感とウェーブの持ちが必要な質感
1. ショートヘアの大人パーマ 2.ミディアムヘア~ロングヘアの大人パーマ
50代の方のパーマとはいっても20代とベースカットが同じの場合もあり(20代はシャープに50代は丸みを)、
カット技法は顔周りの目ジワや、骨の出っ張り、たるみなど若い世代とはちがう部分も考慮し、前から見た時に丸みを与える。
若い人はひし形のシルエットによってシャープなラインにカット。
やわらかい髪質にカットし、ヘアスタイルやヘアデザインによってカールとパーマを使いわけを行う。
パーマのロッドやテンションなど大切な要素ですが、まずはつながりのあるカットラインが大切です。
50代の人でも髪がやわらかくハリコシがない場合は、弱めにかけたほうが手入れがしやすい、ただ、一般的には年齢を重ねパーマの持ちも悪いので、
ウェーブが残るしっかりかけるパーマが多いようです。
目次
1. ショートヘアの大人パーマ
2.大人世代のインナーカラーとオンカラー
1. ショートヘアの大人パーマ
■髪質のタイプと普段の手入れを見極める
冒頭で説明した通り、若い世代と大人世代のカットが変わることは理解できたと思いますが、
パーマに関しては若い頃に比べ、50代になってくるとかかりの持ちが悪くなります。
かける部位のオーバー(トップ部位)は割れやすく、年を重ねるごとにとれやすい部位で、とくにショートの場合はその傾向が強いようです。
ショート~ミィデアムにかけてのパーマはとくに、1カ月たってもカール&ウェーブの必要で、
ロッドの太さとテンションを適切に選ぶこと、根元からかけることがボリューム出すポイントです。
若い世代の場合は根元からもパーマをかけますが、大き目のロッドが多く、50代の人のように細目ロットでかけることは少ない。
ベースカットを丸みのあるラインに揃えるには、根元にかかったいたほうがやわらかな質感が出てきます。
根元の膨らみがないと、シワなどや頬骨のへこみが目立つので、根元から毛先までやわらかな質感が50代のショートヘアにはあっています。
2.ミディアムヘア~ロングヘアの大人パーマ
■薬剤とロットとテンションが決めて
50代くらいになると白髪染めなどで髪の傷みがあり、薬剤の選択も大切な選択肢になります。
髪の傷みが少なく、希望通りの持ちのよいウェーブが必要です。
ヘアサロンウェーブはキューティクルに働きかける、s1は親油性(キューティクルの表面)、s2は親水性(キューティクル内側)に、
働きかける構造に分けてかける還元剤で、s1に作用に効果のあるチオグリコール酸を、s2は親水性と相性の良いシステイアミンを、
毛髪の構造にあったタイプで浸透の良さと、かかりも持続性も高まり髪の傷みも少ない。
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