オルディーブアディクシーペールラインオンカラー

全7色でビビットな配色でポイントで使うタイプのヘアカラー剤

1.寒色4色~暖色3色のライン 2. クリア剤をミックスし彩度をコントロール

オールペールラインペールラインを使う場合はレアなケースも多く使用することは少ない、

デザインカラーをポイントに使用する場合が多いヘアカラーです。色もレッド・オレンジ・ピンクの暖色に、

ベージュー・シルバー・パープル・ブルーな質感の寒色である。

使う場合はインナーカラーや、ハイライト部分にトナーのように使う場合が多いと予想される。

色も濃いピンクやオレンジなどはクリア剤で調整する必要があり、15レベル~17レベルいずれにも対応が可能です。

発色調整成分・アルカリ・粘度設計から、均一に毛先までムラなく浸透するに仕上がっている。(アルカリ量を少なく彩度を高めたヘアカラー)

 

ブリーチオンカラーに特化したデザインカラーです。

 

目次

1.寒色4色~暖色3色のライン

2. クリア剤をミックスし彩度をコントロール


1. 寒色4色~暖色3色のライン


■寒色の染料と暖色の染料の特徴

ベージューは薄めに設定された染料に、カーキーやシルバーはやや深めの染料配分に、

日本人の場合は赤みが多いこともあり、ブリーチ後(15-17)くらいまでリフトアップした場合でも、

髪質によってオレンジ味が残るため、染料がやや濃いめは納得できますね!ブルーやカーキーは日本人の場合は発色はむずかしい印象です。

 

暖色にくらべ寒色の場合は、リフトアップすることで大きなウェートを占めてくるので、

日本人のオレンジ味に合わせやや淡い色になっている、カーキーとブルーで、むずかしいのはベージューでしょう。

暖色の場合はやや濃い染料になってはいますが、15レベルでも3色は発色するので、クリア剤をミックスし色の透明感を出す。

 

*番外として他のメーカーの色と組み合わせすることで、多様性のある色出しが行われそうです。

フィヨーレ クオルシアレやアリミノなどの染料をミックスしてオリジナルな色を出す。

画像はピーカーブーアカデミーでの、色の配色はフィヨーレクオルシアレ(アクアブルー)と、アリミノ(アジアンブルー)に、1:1;クリア剤をミックス。

こういった個性的な色(今はトレンドです)は、染料メーカー1社ではむずかしいですね。

*フィヨーレは小さなメーカーですが発色も良い。ホームページはこちら→

 


2. クリア剤をミックスし彩度をコントロール


■国内ではシュワルツコフ・ミルボン・フィヨーレなど染料の種類を変えている

ハイトーンカラーのオンカラーの場合は、クリア剤がキーワードの一つで、色を薄めたり、メラニン色を消したりできる。

クリア剤はその他に毛髪によって透明感を表現できる点も利点です。*使いすぎると色が薄くなりすぎる点を考慮。

ペールラインオンカラーはアルカリ染料にアルカリ度を減らし傷みを軽減した内容成分になっています。

 

日本人の髪質に合わせピンクやオレンジは濃いのもうなずけますね、オレンジ味が残ると色の発色が悪いですから、

この中でもっとも使うのは暖色の3色で、ブリーチ後の削り具合によってクリア剤を微調整することをおすすめします。