ミルボンアディクシーのシルバーカラーのヘアレシピ
アディクシーの良さはデザインカラーにあり「シルバーカラー」+パープル&BLUEがほんのり
1.アディクシーのシルバーは「パープル」が配合 2.赤味を消す「BLUE」色味を加える「アメジスト」
アディクシーのカラーチャートの良さが強調されるのは、ハイトーンカラー後のオンカラーで、
レディースでもメンズでもマッチ、発色が良いのはシルバー系のカラーです。
他にもミント・ベージューなどオンカラーに適したメニューがありますが、使いやすさや調合がしやすい色味は「シルバー系」です。
シルバー単品で使うのは色持ちの問題で、ブルーやアメジストを使い、明るさ表現によって、
シルバー・アメジスト(パープル)・BLUE(ブルー)の三色を、低いレベルの発色と、高いレベルの配色をミックスします。
使い方は本文で詳しく説明します。
目次
1.アディクシーのシルバーは「パープル」が配合
2.赤味を消す「BLUE」色味を加える「アメジスト」
1.アディクシーのシルバーは「パープル」が配合
■メーカーの中でもシルバーカラーにパープルが配合されている
シルバー単品でシルバーの色を出す場合は、褐色後の黄色味が出てくるので、色持ちが悪いデメリットがある。
オルディーの優れている点で「アディクシー」中でも、シルバー染料にパープルが多く配合されています。*イルミナ・イノアはやや少ない
日本人の場合は黄色味が明度が高いハイトーンにリフトアップした場合に褐色し、色持ちが悪いためアメジスト(パープル)を加えることで、
色持ちがよくなること、黄味や赤味を消す効果も出てくる配色です。
日本人の髪の場合はメラニン量が多いため、明度が低いとシルバーのに発色することはなく、
アメジスト:BLUEをミックスしアッシュ系の色出しを行う。明度が高い場合はシルバー:アメジスト:BLUEを、
10レベルに染めた髪と、15レベル以上の髪にあった調合を、この3色を組み合わせることで、
明度の低い場合と高い場合をコントロールし、トーン(明度と彩度)をコントロールし、いわゆる補色を使いシルバーの色を毛髪や、
トーンを表現できるようになる。
また、グラーデションカラーや、明るい明度のつなぎ目や、ハイライトなどにシルバー系の色はよく使われる。
参考(根元が14レベル前後:毛先が17レベル)ロングヘアの場合
根元レシピ 5シルバー+5アメジスト+BLUE 1:1:20%
毛先レシピ 7シルバー+5アメジスト 2:1
*低い明度の場合はシルバーの色では灰色の発色が、メラニンの赤味が邪魔をして灰色の色が出てこないため、
アメジスト(パープル)とBLUEの2色だすことで、灰色ぽっさが出てくる。
2. 赤味を消す「BLUE」色味を加える「アメジスト」
■シルバーの色出し行う場合「BLUE」と「アメジスト」必須です
シルバーの発色を出す場合には、明度の高い場合と、低い場合とでは、ヘアレシピが変わり、
毛髪のメラニン量を把握したうえで、ヘアレシピを適切に行う必要がある。
例えば明度が18レベル以上の髪の状態での、オンカラーはアディクシーのシルバーの7~13を選択することで、
透明感のある発色が可能ですが、色持ちや日本人の黄色味を消す場合には、
アディクシーのシルバーはパープルの配合の、バランスが良いため発色も良いうえ色持ちも良い。
逆に毛髪に赤味が多い人や、12レベル前後(ブリーチをしていない)の明度の場合、とくに寒色(シルバー)の場合は、補色を使い赤味や黄味をカバーし、
色出しを行う調合がポイントになる。そこで必要になるのはアメジスト:BLUEをミックスして使う。
シルバーを使う場合には単品ですと、赤味が残りシルバー(灰色)の色が出てきませんので、アメジスト:BLUEの2色を使うことで灰色が表現できる。
施術前の状態や明るさによって色を使いわけてヘアレシピを行うことがポイントになる。
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