ミルボンオルディーブ「ミルクティーベージュー」レシピ
オルディーブレシピ「ミルクティーベージュー」
1.7-11PGGミルボンオルディーブ「パールグレージュ」 2.7-11FAPミルボンオルディーブ「フェミニティ アッシュピンク」
パールグレージュとフェミニティ アッシュピンクを混ぜることで、ブリーチ後のオンカラーによって、黄色味を消しミルクティーベージューの色出し行います。
「パールグレージュ」はベージュー色で、単品で使うと黄色味が出たり、色むらが出たりしますので、
パープルとピンクの間の色調の「フェミニティ アッシュピンク」を使い、色むらを防ぎブリーチ後の明度から均一にミルクティーベージューを表現。
ブリーチ後に使うミルクティーベージューは、ブリーチでもせいぜい17レベルがマックスですが、*19レベルまでのリフトアップは時間と費用がかかる。
黄色味を消すにはパープルやピンクを混ぜることで、染めムラも少なく発色も良い。
根元 7PGGミルボンオルディーブ+7FAP 根元は15レベル以下
毛先 11PGGミルボンオルディーブ+11FAP 毛先は17レベル前後
調合も毛髪のメラニン量や、ブリーチの削り具合によって配合比率を変える。一般的にブリーチでも根元と毛先のアンダーが変わり、
根元は削り具合が浅い場合が多く、全体に15レベル以上に染めても、同じレシピを使うと根元は染まらない。
逆に毛先は透明感のある色にする場合は、11レベルの明るさのタイプを使うことで、均一に染まります。
色やカラー剤はアンダーを見ながら組み立て、ヘアレシピを変えていく、髪の状態をみてクリア剤やブラウン色を入れ、
均一に染めるのですが、経験や薬剤をスタイリスト知ることが大切です。明度が高くなればなるほど、
観察力や応用性の高いヘアカラー技術が必要です。
目次
1.7-11PGGミルボンオルディーブ「パールグレージュ」
2.7-11FAPミルボンオルディーブ「フェミニティ アッシュピンク」
1.7-11PGGミルボンオルディーブ「パールグレージュ」
■オルディーブは種類が多いですがレシピは間違いないように
ミルボンの場合ヘアカラーメニューが多く、調合を誤ると希望の色が出てこない、インストラクターもあまり色を混ぜすぎないようにと、
カラーのセミナー時に重ねて説明しています。オルディーブの場合は単色でも十分に色出しが可能ですが、
寒色と寒色をミックスをする場合には注意が必要です。
今回のPGGミルボンオルディーブの「パールグレージュ」は、色的にベージュ色に属しますが、15レベル前後に単色で使っても色は出てきません。
単色で使うと黄色味がムラに出てきてしまい、黄色味を消す働きが、パープルとピンクの中間色にあたるFAPを使うことで、ムラのない色に染めることができる。
オルディーブのカラー染料の色のタイプを把握し、寒色PGGのベージューと暖色のピンクパープルをミックスすることで、
高明度の高い色に透明感を出し、かつ均一に染めることができる。
2. 7-11FAPミルボンオルディーブ「フェミニティ アッシュピンク」
■寒色の色出し行う場合ピンクとパープルが補色として使う
ベールカラーの場合には、8-12レベルまでの明るさであれば、メーンの色が8割で補色が2割で、アンダーの色むらをカバーできますが、
高明度のベールカラーの場合は色にもよりますが、今回のようにベージュー系の色調が濃い(寒色)PGGと、(暖色)FAPの割合を1:1でミックスを行う。
この調合は8-12レベルの場合に1:1であれば、地毛の赤味を消せずに、お互いの色をぶつけ合いしてしまい発色もできない。
今回のミルクティーベージューの場合は、FAPは補色扱いではなく、PGGとのミックスにより、
ベールカラーのような透明感のあるミルクティーベージューのレシピです。
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