ミルボンアディクシー「アッシュベージュー」のレシピ
アメジスト(パープル)とBLUEの濃い染料を使いこなす
1.アディクシーアメジストのつかい方 2.アディクシーBLueの使い方
寒色系の色を使う場合は、どのメーカーでも染料のタイプを知り使いこなすことです。
ミルボンのアディクシーの場合は、明度の高い若い人から、彩度を求める場合には有効ですが、
染料の含有量が多めで、寒色系の色はとくにその傾向が強いですが、リフトアップが弱く(染料が濃いため)慣れないと使いずらい側面があります。
単品でアディクシーを使う場合は、使う頻度で覚えビフォーからアフターの色出しが予想できるようになると、
アッシュベージュなど他の色もコントロールが可能です。
アディクシーの使い方は、メーカーのホームページを見てもわりませんので、使って覚えていくしかありません。
今回はアッシュベージュの色のレシピと、アディクシーのカラー剤の特性も同時にまとめてみました。
【ヘアレシピ10レベルの明るさ(地毛)で暗くなりすぎないアッシュベージュのヘアレシピ】
根元 アメジスト9:BLue 1:2 6%
毛先 アメジスト9単品 3%
BLueの調合はアンダーの根元の状態や、毛髪のタイプを見極め調合を行う。
目次
1.アディクシーアメジストのつかい方
2.7-11FAPミルボンオルディーブ「フェミニティ アッシュピンク」
1.アディクシーアメジストのつかい方
■濃い染料で色ムラ使い方により効果がありますが、リフトアップなどデメリットもある
染料や色彩レシピを知ることで効果的に使え、アディクシーは主にデザインカラーで使いやすく、
スタンダードなカラー剤で使うには、染料が多く配合されているため、例えば13レベルのシルバーの13を使っても、
暗くて13レベルの発色にはならない理由は、染料の濃さが原因です。
アディクシーはデザインカラーの部類に入り、ブリーチから後のオンカラーや、グラデーションやハイライトなど境目に使い、
アメジストのようなパープルは赤味を消すには、使い方でムラもなくなり均一に染まる。
毛先にはアメジスト単品使用でも十分キレイに染まります。
2.で紹介するBIueは根元などを、オレンジ味やカバーするのにBIueを多めに使用する。
毛先は単品でアンダーの色よりもワンレベル低い明度を選ぶ。
2. アディクシーBLueの使い方
■赤味を消すアディクシーBLueは補色として使用
地毛はブリーチを行うとレッド・オレンジ・イエローと変化し、ブリーチをしなくても通常ヘアカラーをすると、
髪はオレンジ味を消すことがムラなくすることで、BLueは補色の関係となり、明度の明るい部位よりは、暗い部位に効果を発揮します。
テーマのアッシュベージューのヘアレシピは、毛先に比べ根元は暗いため、アメジスト9に対してBLueが1:2の割合になります。
毛先は一般的にアンダーが根元に比べ、暗い場合も多くBLueを入れることで、オレンジ味を消すことができます。
今回のアメジスト9に対しても、根元の状態やメラニン量が多く黒い髪の人は、アッシュベージュに限らず寒色系の色や、
BLueの配合を見極め調整する。