パーマの薬剤の種類と質感にあったヘアデザイン
カットを活かしたカールからウェーブヘアの流れもでてきている
1.カール感は髪質改善のシステイアミン 2.ハードなタイプは薬剤とホットスチーマー
多くのメーカーが質感に合わせた薬剤や、髪のダメージにあった種類を発売している。
厚生労働省から10年前に薬剤の法律が改正され、システイアミなどのようなタイプも規制緩和され、
微量に配合することでカール感の出る「システイアミン」や、チオグリコール酸とシスティンを掛け合わせたタイプまで、
カール&ウェーブの質感を薬剤に合わせ、強弱をコントロールし、ワインディングの太さやテンションなど、
毛髪のタイプを考慮し質感を表現する。ここ最近はハードなウェーブヘアがトレンドになっている。
目次
1.カール感は髪質改善のシステイアミン
2.ハードなタイプは薬剤とホットスチーマー
1.カール感は髪質改善のシステイアミン
■各メーカーからいろいろなタイプの薬剤が発売されています
システイアミンの薬剤を浸透させ、コスメパーマの販売数が多いアリミノ「コスメカールプリズムプラス」は、
種類も多く、ソフトからハードまで質感や、毛髪のタイプによって種類も多く、カールならソフト~ナチュラルなタイプで、
強く速くパーマの軟化することで、ハードな質感やかかりずらい人にあった薬剤とバリエーションが豊富です。
毛髪や肌などを考えたソフトから、ナチュラルまで使いやすくスパイラル状にかかり、
チオグリコール酸とほぼ同等にかかるので、計算しやすく傷みも少なく、仕上がり感や毛触りも良い。
そのなかでも大きなカールから、小さなカールまでシステイアミンの特性が受け入れられています。
システイアミンはロレアルシリーズから発売されているカーリア、ルベルコスメティックスからルフォール カールが発売。
カーリアは持ちの良さと、カール形成力を強めたタイプで、システイアミンをさらに進化している印象があります。
ルフォール カールはコスメカールより、エイジングをはじめ傷んだ髪に特化しているタイプです。
*カーリアの説明がホームページはこちら→
カーリアは使ったところ困ったのは、臭いが強く敬遠される感じ、商品自体は悪くはないので惜しいです。
ルフォール カールは薬剤を四つの成分から、チオグリセリン、チオ乳酸、チオグリコール酸、システィンが配合され、
成分の良い部分を引き出します。二剤は臭素酸ナトリウムを使用しています。
2. ハードなタイプは薬剤とホットスチーマー
■ウエラから発売されているフェーデモデラート
髪のキューティクルの枚数が多く、傷みが少ないタイプの人は、システイアミンのハードでもメーカーによってはかかりません。
アリミノのコスメVはとっても良くシステイアミンには思えませんが、ウエラから発売されているフェーデは、バージン毛や健康な人でもきれいに均一にかかります。
ここ最近はハードに強くかける人も多いですので、そんな人にはピッタリです。
各メーカーによって使う成分など変わるので、使ってみて質感に合う薬剤の参考になあればと思い、
髪質やデザインによって使い比べてください。