ロレアルイノアはスタンダードなヘアカラーが効果的
スタンダードなヘアカラーとしての位置づけ
1.染料があるのでに比べ薄め(奥深い透明感) 2.色のミックスを前提に作られ持ちの良さがある
ロレアル商品のスタンダードのアルカリカラーの位置づけで、ウエラでいえばコレストンプラス、
ミルボンでいえばオルディーブですが、イノアはワンランクグレードがアップされたバージョンです。
イノアだけのオイル60%という強みもありますが、白髪やアルカリカラーの定番として使えるグレードアップヘアカラーです。
ウエラでいえばイルミナで、ミルボンでいえばアディクシーと同じ位置ですが、
対抗はイルミナでしょうグレイカラーもイノア同様ありますし、ヘアカラーの成分特性は変わりますね!
イルミナは基本あまりミックスレシピはあまり使わないですね、使ってとしても同系色オンリーで、
白髪は単品タイプはありませんが、複雑な応用性のあるヘアカラーではない、
アディクシーはあくまでデザインカラー発色(染料が濃い)がポイントです。商品はメーカーの製品作るうえで特性を考える、
各メーカーには得意としている特性がありますが、今回はイノアのヘアカラーについて考えてみました。
目次
1.染料があるのでに比べ薄め(奥深い透明感)
2.NGの配色の組み合わせ
1.染料があるのでに比べ薄め(奥深い透明感)
■奥深い透明感のイノア光沢感のイルミナ
透明感の発色が対象的でイルミナは表面に素晴らしい光沢感が、イノアは髪の内部まで染料成分とケア成分が入り込む、
どちらがいいかどうかは好みもあるので、メーカーの染料に対しての作り方のちがいもあり、
優先順位をつけるのはナンセンスですね、販売量はイルミナがNO1ですが、イノアは価格も高く美容室で広まっいるとは言い難い、
イノアはアルーリアカラーに比べ、染料が薄いのは透明感を引き出す要素があり、
染料が濃いと透明感は出ずらい面がありますが、薄い染料の理由はオイル成分60%にも関与している。
イノアはカラーチャートで混ぜることを推奨している。この手のタイプのヘアカラー(アディクシーやイルミナ)は他のカラーとは混ぜない、
アディクシーもイルミナも染料濃いめで、その中でもイノアは薄めため、他のカラー剤とミックスしやすく、
スタイリストが出したい色が表現できる点は、他のヘアカラー剤に比べアドバンテージがある。
2.色のミックスを前提に作られた持ちの良さがある
■色の表現というよりは色持ちや特許成分など使いやすさ
使いやすいとはいっても色の知識や補色の関係など、若いスタイリストやアシスタントクラスでは、
色のレシピをつくるむずかしさもあるのがイノアカラーで、イノアに慣れてくることで調合もオリジナルな色も作れる利点があり、
高明度のヘアレシピを行う場合にも、イノアを使いこなせば容易にこなせるようになる。
イルミナやアディクシーのような発色の利点は弱い感が否めませんが、普段使う一般的なヘアカラーに必要なものは全てあり、
色持ち発色の自然さや、ヘアケア成分の特性などスタンダードなヘアカラーとしては最適です。
オルディーブやアディクシーなど個性的な発色は、グットなヘアカラーですが、色持ちやスタンダードなヘアカラーとしては弱い部分があり、
そういった意味では自然なレベルの明るさや、グレイカラーなども白髪がしっかり染まり、
かつ日本人女性に多いオレンジ味も消し、ブラウン~ベージュ系の寒色系から、暖色系の色もしっかり発色し、色持ちも良い染料です。
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