ヘア技術(ヘアデザイン)と接客
心地よい空間は技術と同等以上の要素
1.コミュニケーション能力 2.お客さまと一緒にヘアをつくる
気持ちがより満足感を高める要因です。美容室は技術と接客だと言われていますが、
スタイリストがポジュティブな接客は必ずしも好結果になるとは限りません。
「今日はおでかけですか?」「仕事はそういった内容ですか?」など唐突に聞くことは避けたい。
ありきたりでお客さまにとっては嫌な思いもする人もいる、そういったタイプの方にはあらかじめ仕事や、
ヘアを今日しなくてはならない理由を聞いてから、含みのあることだから聞くことを伝えることが大切です。
役所、看護婦、保母、サービス観光業界など、明度の高い色のヘアカラーでは、
職場に合わないこともあり、意図が存在し美容師は理解し、提案する必要があります。
接客には笑顔、作法、丁寧、礼節、所作、親切心、心遣い、マナーなど基本的なことも大切ですが、
中でもお客さまに対しての責任が大事な要素で、髪を切って幸せな気持ちになってもらうよう、
芯のある技術によりハッピーにすることが重要です。
目次
1.コミュニケーション能力
2.イノア鉄板レシピ
1.コミュニケーション能力
■リラックスできる環境によって心地良い空間を提案する
接客は言葉や動作など、行動で読み取ることのできる、接客態度も大切な要素ですが、
ヘアサロンにいる美容師のキビキビした態度など、美容室の全体の空間がとっても大切です。
トレンドにあったヘアと美容師の服装が、似合っていて新しいものであれば、感覚でお客さまの心を落ち着かせる。
接客の基本は言葉より、お客さまの動作を観察する力が必要で、見ていないと言葉を一つかけることもできません。
若いお客さまと、大人世代の方では、話す内容や言葉の一つでも変わってきます。
観察力をベースに、お客さま顔や動作、好みのファッションなど、外見でわかることは言葉がなくてもわかることです。
観察力をベースに言葉を添え、疲れている方には言葉を少なく、話が好きな方には聞き役に回り、
クールな方にはヘアに集中する、若い世代の方にはよく話を聞き、大人世代の方に褒めるなど、
なにが必要かを見極め言葉を添えることが大切です。
2.お客さまと一緒にヘアをつくる
■聞く耳をもちながら適切なアドバイスを送る
自分の話を聞いてくれる人には、好感をもち親切な人だと思うのが人間の常で、
無理やり美容師が話すのではなく、お客さまの髪にたいしての問題点や、提案しやすい点の中から、
むずかしいことではなく、気になっている点をこちら側から聞き、お客さまも交換を持ち話も弾みます。
人にもよりますが、お客さまがたくさんの言葉を話してくれれば、
自然とヘアスタイルについても、美容師と一緒にヘアスタイルつくりに参加してくれます。
心を開いてもらいながら誠心誠意に接していくことが重要なポイントだと思います。
個人的ですが自分は話すことは嫌いではないですが、お客さまにうまく伝えられないことが多く、
お客さまから話を自然に好感を持たせることが不得意ですが、そんな時は書物を読んだり、ユーチューブ動画など見て勉強しています。
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