イノアを使った率直な感想とイルミナヘアカラー
イルミナは染料が多く配合イノアは染料が少ない
1.イノアは他の染料と混ぜ合わせるタイプ 2. イルミナは同色系いがいは単色で使うタイプ
ロレアルでのサロンカラーの日本の評価は、けして高くはありません。
国内ではウエラ・ミルボンなどのほうが、サロンカラーに関しては知名度が高く、
化粧品分野の総合力という点(ケラスターゼ・シューウエムラ・化粧品コラボ商品)では、
サロンカラー化粧品全般でいうと、国内でも出荷量は一番多いですが、
サロンカラーに関してはイルミナ・オルディーブなどのほうが、知名度は高く出荷量も多い、
ロレアルはイノアで巻き返しを図り成功しましたが、他のアルーリアなどロレアルの定番商品としての開発力は、
他を圧倒し内容も良く、商品の考え方や理論さえ知れば、良い商品だということが理解できます。
目次
1..イノアは他の染料と混ぜ合わせるタイプ
2.イルミナは同色系いがいは単色で使うタイプ
1..イノアは他の染料と混ぜ合わせるタイプ
■イノアは100回泡だて器でかくはんする
イノアは他のヘアカラー剤とはちがい、薬剤をよく混ぜ合わせることで作用が効きやすく、オイルが60%の配合が髪に馴染が良くなる。
臭いにおいても他のヘアカラーに比べ、アンモニアカットのためほとんどありません。
アルカリ剤も従来のタイプに比べ20%カットされ、髪の傷みの元であるアンモニアやアルカリ剤が少ない。
そのため、継続的に使っても髪の傷みも軽減できるので、毛触り感やサラサラ感が良く、奥深い透明感が出てくる。
イノアは染料も薄いのですが、ヘアカラー剤と混ぜて使用するタイプで、スタイリストの応用性が必要になるため、
アシスタントクラスでは慣れるまで少し時間もかかる。
補色や高さのコントロールが必要で、色もすこし染料を変えたラインナップメニューで、例えばグレーとシルバー、パープルとライムなど、
色の近いタイプで微妙な色をコントロールが可能で、補色を混ぜれば毛髪によって彩度感がコントロールが可能です。
他のイルミナやオルディーブは単色で使うタイプで、アシスタントクラスでも使え勝手の良さがある。
2.イルミナは同色系いがいは単色で使うタイプ
■光沢感や染料の濃さをデザインカラーで応用する
ブリーチオンカラーでも濃くしっかり入れたい場合の、シルバーグレーなど濃く彩度を入れる場合は計算通りの発色。
染料の濃さが要因により、スタンダードタイプ(8-12レベル)のトーン(明度・彩度)で計算ができ、光沢感もありアシスタントクラスでも均一に染まる。
スタイリストから指示を受けている理由です。
こだわりの美容師には人気が今ひとつなのは、単色で使うタイプのヘアカラー剤のため、
スタイリストオリジナルな色が出てこないため、使うのを避けられるのだと思う。
単色で使うタイプはオルディーブも同じで、色がメーカーの色でしか良さが引き出されないため、
現在のヘアカラーは各社得意な分野で絞って、ヘアカラー剤を作る傾向にあり、デザイン発色(塩基性染料)、グレージュ色(アルカリ)、ビビット色(アルカリ)、
資生堂ミューズ、ソフタッチ、キャラデコ、フィヨーレ、アドミオなど、
毛髪の状態や、質感、ヘアデザインに合わせた個性的なヘアカラー剤も多い。
イルミナは8-12レベルくらいで、計算できて単色で使え、発色も良い。