パーマがとれてしまう理由かかりすぎてしまう理由
ベースカットを正確に薬剤とロット選定が基本
1.毛髪診断と履歴でとれやすい理由を改善する 2.かかりすぎる理由は毛髪診断・薬剤・ロットに原因
パーマがとれてしまう場合は毛髪診断・履歴がかぎを握り、目視の段階でかかりすぎる毛質でも、
1週間後にはパーマが落ちてしまったなど失敗する場合があります。
毛髪診断の中でも問診「ヒヤリング」視診「髪のツヤや状態」触診「髪を数本とり感触で判断」と、
初めてのご来店で十分に計算しても確率は低いですが、パーマがとれてしまうこともあります。
かかりすぎる場合はとれやすい毛質よりは判断しやすく、ほとんどの場合は問診・視診・触診によってかかりすぎることはなく、
スタイリストのミスによりかかりすぎることが多いようです。
目次
1.毛髪診断と履歴でとれやすい理由を改善する
2.かかりすぎる理由は毛髪診断・薬剤・ロットに原因
1.毛髪診断と履歴でとれやすい理由を改善する
■適切な毛髪診断を行ってもミスする理由
毛髪診断の三要素「聞く、髪を見る、触れる」のカウンセリングを行っても、少ないですが結果的にミスがありますが、
ミスする場合にはスタイリストの技術的なミス、三要素を確実に行っていない、毛質によって例外的なことがある。
この中でも三つ目の例外的なことは、毛髪診断を適切に行っても回避できないケースがある。
一般的のパーマをかける場合は複数回にサロンに継続的に来店していれば、「パーマがとれてしまう」ことは少ないですが、
美容検索サイトアプリなどで来店した場合など、データがなく見た目の毛質はかかりやすくても、すぐとれてしまう毛質もあり、
逆に硬くボリュームの出やすい毛質でも、仕上がりや好みによってとれてしまう場合があります。
視診した毛質でかかりやすい毛質でも、とれてしまう毛質もあるので、そういうタイプの毛質は継続的にヘアサロンに来られていれば問題はないのですが、
ヘアサロンに数回もしくは初めての場合には、結果的にパーマがとれてしまうミスが発生します。
【とれやすい毛質・改善方法】
硬くボリュームがでやすい毛質・・・一般的には、強くかける場合よりは弱くかける割合が高いですが、
普段の仕上げの好みや、年代による仕上げ方法、持たせるパーマを希望する場合は結果的にパーマがとれやすい場合がある。
改善方法・・・ロットを細目を選択、薬剤をハードを選択、問診・視診・触診を適切に行う。
軟毛でダレやすい毛質・・・一般的には、強くかける場合よりは弱くかける割合が高いですが、
髪が傷むなどの理由により、太目のロットを選択しますが、ボリュームが出ないなど結果的にパーマがとれやすい場合がある。
改善方法・・・ワインテンションをしっかり、ロットの巻き方を工夫(スライス幅・角度)、問診・視診・触診を適切に行う。
*ワインディングと薬剤(進化系)動画はこちら→
2.かかりすぎる理由は毛髪診断・薬剤・ロットに原因
■薬剤のタイプを見極める
かかりすぎる場合は傷みの乾燥毛が原因、スタイリストのミスによりかかりすぎのミスを引き起こす。
【かかりすぎる毛質・改善方法】
傷みが強い・スタイリストのミス・・・傷みの強さは問診・視診・触診を適切に行えばかかりすぎのミスは起こさないことが多い。
単純なロット選定や薬剤選択などが要因の一つですが、カットの未熟さがかかりすぎの要因になることもある。(削ぎハサミの入れ過ぎによるミス)
改善方法・・・問診・視診・触診を適切に行う、ロット選定ミス、カットミスなど起こさないことが改善につながる。