イルミナとイノアのヘアカラーのミックスレシピ
イルミナとイノアは品質が高いタイプですがヘアレシピの考え方は正反対
1.イノアとイルミナヘアレシピ 2.明るいグレーカラーの作り方
イルミナは同系色が多く、寒色と暖色をミックスするタイプはありますが、
どちらかというと単色で使うタイプ、イノアは色を混ぜて使うタイプです。イルミナは定番のミックスレシピが、
オーシャン(ブルー)とオーキッド(パープル)や、コーラルとオーシャンなど決まったレシピで、
寒色と暖色など色を加えて作るタイプでないのは、染料が濃くミックスした色がでは出づらい側面がある。
イノアはスタンダードなアルーリアに比べ染料も薄く、寒色と暖色の色を混ぜながらオリジナルな色を作ることができる。
ライトナーやクリアなどミックスすることで、色の引き出しも増えるよう作られています。
イルミナもイノアもグレーカラーの高明度のヘアレシピも可能ですので公開します。
目次
1.イノアとイルミナヘアレシピ
2.明るいグレーカラーの作り方
1.イノアとイルミナヘアレシピ
■イノアはミックスが自由自在イルミナは単品使用が多い
ヘアサロンウェーブで使っているイノアのレシピと、メーカーのヘアカラーレシピセミナーで教えて頂いた配合割合です。
イルミナに比べイノアは数多くのレシピが可能です。
●イノアのヘアレシピ
〇明るくしかも寒色系でありながらブラウンに近い色
5.00+8.11+6.01+LIGHTENER 2:2:1:2
*彩度は低い色に染料をプラスし明るさはライトナーで明るく
寒色の11番ブルーと00番はブラウンで明度(ライトナー)をコントロールしナチュラルブラウンで彩度を高める。
〇上品なプラチナパープルで華やかをプラス1
8.21+6.021+VIOLET 1:1:1
*深く鮮やかな配色で新鮮な暖色系を表現。ロングの場合はアンダー調整で色を選択
暖色同士の色に深さをプラスしロング場合はアンダーは補色やクリアをプラス。
〇健康的で清楚な雰囲気の質感で表現
8.1+8.3+8.4 1:1:1
*ブラウン味でありながらツヤをつくり出す色
1番のブルーにイエローとオレンジを加えブラウンを作る
絵具のような感覚で作り出すヘアレシピ
〇アッシュおすすめレシピ
8.11+BLUE 5:1
*アンダーの黄みが嫌いな方は10%ほど8.21ほどを入れると効果的
灰色にグリーンを抑えて配色レシピ
寒色ベースにアンダーの褐色を補色にヴェールパープルを入れると効果的
〇日本人の肌に合うピンク系レシピ
8.6+8.3+VIOLET 1:1+10%
*クリアの色みを求める方は8.3の代わりにYELLOWもおすすめ。
オレンジとイエローを加えパープルで深みをプラス
暖かみのある配色が好みの健康的な組み合わせ
〇やわらかな中明度ベージュ系レシピ
6.13+LIGHTENER 2:1
*約8Levelの仕上がりに、ライトナーの配合バランスで明度をコントロール。
薄い黄色味を迎えベージューの色を引き出す
ツヤをと明度に深みをプラスにはライトナーがgood
〇程よくくすみ感のあるブルーバイオレット
8.21+VICLET 10:1
*アンダーの黄みの嫌いな方は10%ほど8.21を入れると効果的。
オレンジ味やイエローの褐色を抑えたい方に
〇ほどよいピンクベリーピンク
8.6 +8.21 2:1
*暖色系ベースに赤味のあるブラウンをプラス
ヴェール感を持たせたピンクを迎える配色
〇ロレアルお得のグレジューの色が表現できる
8.11 +BLUE+LIGHTENER 4:1:1
*ロレアルしか出せない青味や緑味をプラスした配色
*ホームページはこちら→
●イルミナヘアレシピ
イルミナの良さは単色でしっかり色が入り計算が出来る点です。
ブリーチオンカラーに単色でオーシャンやヌードの6レベル前後の色のグレーカラーに発色し、色も良くグレジューの鉄板レシピで使え、
迷ったときはイルミナな頼みで頼りになる。
〇ブリーチオンカラーの鉄板レシピ
オーシャン6 ・オーキッド6
*ワンパターンの真髄のようなレシピでしっかり発色
健康毛やバージンヘアの色味ではありませんが「いわゆるグレジュー」です
〇明るい抑えた寒色系のヘアレシピ
オーシャン8・オーキッド8・ヌード8
*6レベルより8レベルで明度をアップ
結構むずかしい微妙な配色ですがグレーカラーの普通色です
〇インナーやハイライトに使える計算できる色合い
オーキッド6・コーラル6
*発色自体の相性も良く暖色で使うレシピ
暖色系のパープル好きな人にあった色で失敗も少ない
〇明るい抑えた寒色系のヘアレシピ
オーシャン8・ヌード6
*オーシャンの6は暗めで明度を8で明るく、オレンジ味を消したいひとに良いレシピ
ヌードの他のフォーレストはありますがナチュラルなオレンジ味を消すにはヌードがマッチ
他ににもレシピはありますが、あまり多くの色を混ぜても染料が濃いため希望の色が出ないので、
単品もしくは2-3のヘアカラーのミックスがあっている。
2.明るいグレーカラーの作り方
■30代~以降の大人女性にある明度の高くする実践レシピcです
グレーカラーとはいっても白髪が多い髪の方と、白髪が少ないアルカリカラーのようなグレーカラーの方といますので、
髪の量や白髪からヘアデザインを合わせて、ヘアカラーレシピをミックスした色を作る。
高明度での白髪が多い少ないで、希望通りの発色が可能です。
●イノアアルカリ+グレーカラーヘアレシピ
〇淡いピンクにブラウンをプラス(アルカリカラー)
8.032+8.21+8.6 2:1:1
*やわらかい質感を表現できる
ヴェール感のある発色と赤味をプラスした発色
〇淡いピンクにブラウンをプラス(アルカリカラー)
8.032+8.11 2:1
*やや明るい8levelくらいのグレジュー
一般的なブラウンでよく使うグレイレシピ
〇透明感のあるグレージュカラーの色(グレーカラー)
8.032+8.11 2:1
*やや明るい8levelくらいのグレジューで、毛先はアルカリレシピで8.1+Blue
グレーカラーでもアルカリカラーでもいけます!8番のナチュラルですと明度も上がりナチュラルなブラウンの使い方
〇濃いグレージュカラーでしっかり染まるタイプ(グレイカラー)
6.01+6.032 1:1
*白髪を染め7levelくらいのグレジューで、毛先はアルカリレシピで8.1+8.021(パープル)でバランスを図る
6レベルは明度的に自然色で白髪でも7レベル前後でもOKです
〇日本人にあうまろやかな赤み(アルカリカラー)
8.035+(8.6 +LIGHTNER)={1:1(1:1)}
*ブラウンベージュ系の定番レシピやや明るめに仕上がる
アルカリカラーのレシピですが白髪の量が少ない場合でも対応が可能です
〇赤み黄みの褐色がでずらい配色です(グレイカラー)
8.035+8.1 = 3:1
*ツヤ感を出しながら色もしっかり(白髪染め)主張するレシピです
硬く太い髪や黄色味を消しながらブラウン色を希望の人
〇まろやかな赤みとナチュラル系の色あいです(グレイカラー)
8.035+8.6 = 3:1
*ウォーム系と言われる色味で普通の色といわれたらこの配色
オレンジ味のあるブラウン系カラーで明度が明るい白髪染めでも、アルカリカラーでも良い
〇赤みが強いナチュラル系の色あいです(グレイカラー)
5.032+12.11+ライトナー={1:1(1:1)}
*白髪多く明度明るめを希望の場合
白髪が80%前後で明度を明るくしたい人に合うレシピ実践的で使える。明度をさらに明るくする場合12.3やライトナープラスを入れる
〇イノアアルカリ+グレーカラーヘアレシピ
シャドウ+12オーシャン
*寒色でクールなグレジューで明度の高いレシピ
日本人のグレーレシピの中でも多いレシピで褐色やオレンジ味を迎える
〇シャドウ+12ヌード
*寒色でナチュラルなグレジューで明度の高いレシピ
色のレシピ配分は髪質や明度を考えて明るめです