アリミノ「クオライン」ホット&パーマの薬剤
薬剤の成分を髪に合わせるクオライン
1.アリミノ「クオライン」種類が幅広い 2.薬剤の作用と特性
さまざまな種類を髪質に合わせた薬剤をパッケージングした「クオライン」が売れている。
縮毛矯正は乾燥毛や痛みの激しい方まで、チオグリコール酸やシステイアミンやLシステインや、
酸化剤は過酸化水素から臭素酸ナトリウムを使ったタイプを髪質にあった成分を使っている。
アリミノはコスメカールが人気が高いですが、
デジタルパーマ&縮毛矯正のクオラインはホット系パーマを髪質に合わせたタイプを、適切な成分に合わせタイプを配合しています。
髪の傷みがある方にシステイアミンとLシステインを、酸化剤はブロム酸ナトリウムを使うなど、
硬い毛の方や、傷みのある方、クセ毛の方、軟毛の方など髪とあった方はチオグリコール酸を使い、
仕上がり感や継続的にホット系パーマができるような薬剤と、幅広いタイプのラインナップをそろえることが、人気の秘密のようです。
目次
1.アリミノ「クオライン」種類が幅広い
2.薬剤の作用と特性
1.アリミノ「クオライン」種類が幅広い
■Tは「縮毛矯正」C「デジタルパーマ」
アリミノクオラインの縮毛矯正剤は頭文字が「T」で、ホット系パーマが「C」から始まっています。
T-280は普通毛~健康毛に成分はチオグリコール酸を主成分で使い、酸化剤は過酸化水素を使い、しっかり軟化と酸化ができる成分を使い。
T-C-250はちじれ毛のクセ毛をチオグリコール酸/L-システインを加えマイルドに仕上げる。
T-C-80既ストレート部やカラー毛等のデリケートな傷みを最小限に迎え毛触り感をアップします。
C-A-T-Cはいわゆる濡れ(低温処方)デジタルパーマ使用の薬剤で、システアミン/チオグリコール酸/ L-システインの還元剤で、
乾燥が基本の従来のデジタルパーマの薬剤の成分より強めに仕上がっています。
CA-C 130細くなった髪にコシを与える。システアミン/ L-システイン
CA-T 200は湿度で乾燥でうねりに対応します。システアミン/チオグリコール酸
その他にも酸化剤は2種類の過酸化水素と臭素酸ナトリウムをを使い、髪質や質感によって使いわける。
*ホームページアリミノ「クオライン」はこちら→
2.薬剤の作用と特性
■薬剤を知ることでパーマの質感もあがり継続的にかけられる
還元剤は従来はチオグリコール酸が多く使われていましたが、現在の主流は*システイアミンのコスメカール(化粧品扱いの薬剤)で、
医薬部外品でもチオグリコール酸やシステインなどは、硬い髪やハリコシを与えるタイプで、医薬部外品のため濃度が高いため傷みあり、
ヘアカラーとの同時施術にも適さず、継続性もシステイアミンは同時施術も可能で継続性のあるタイプです。
*システイアミンの特性・・・
薬剤により特性がありシステイアミンは大きなふんわりカールには向いていて、
根元~毛先までリッジやウェーブがスパイラル状にかかる。チオグリコール酸なみにかかるパワーも持ち合わせている。
酸化剤につては過酸化水素を使う場合が多かったですが、システイアミンとの相性や髪の刺激も少ない臭素酸ナトリウムが、
仕上がりも良くサラサラした感触が良いため、メーカーも使う薬剤が増えている。
ただし、*臭素酸ナトリウムはゆっくりと放置時間をかけることで作用しますが、時間を速く流し過ぎると効果が薄れるデメリットもある。
*臭素酸ナトリウム・・・
傷みの強い人など洗いあがりの毛触り感とツヤが出てくる。
その点、過酸化水素は放置時間も最短で10分の2度付けで作用も効き、効き目もあるため硬い毛やバージンヘアなどには向いている。
ホット系パーマの場合は硬い毛の健康毛の方も多く、クセも強い場合もあるため、チオグリコール酸が多く使われる場合も多い。
カール&ウェーブに関してはシステイアミンで十分に対応できる。