デジタルパーマの種類とコールドパーマとのちがい

弾力性のない髪質と髪のかかる質感に「デジタルパーマ」オールラウンダータイプの「コールドパーマ」

1.デジタルパーマをかける理由 2.コールドパーマではデジタルパーマの質感にはできない?

デジタルパーマが施術する人のが多くなっている理由の一つには、弾力性の値が低い人、ふんわりとした質感などが理由です。

メーカーサイドでも多くのデジタルパーマ機を発売されましたが、中でも濡れデジタルパーマ機は濡れた状態でパーマもかけられるため、

ドライの従来タイプに比べ時間も1時間短縮され、コールドパーマと変わらぬ施術時間が可能になり、

 

コールパーマと同じでデジタルパーマの質感が得られるため、ヘアサロンでの導入が増えています。

薬剤も濡れデジタルパーマ、従来のドライデジタルパーマ、パーマもいずれのタイプでも使用が可能な薬剤が、

大小メーカー当わずに選択肢も増え、弾力性の低い人、ふんわりとした質感、短縮された施術時間によってデジタルパーマが使われることが多くなっています。

 

ただ、コールドパーマはデジタルパーマのような質感が得られないわけではなく、

弾力性のある髪質は八割の人が可能なため、前処理・後処理と中間水洗などにより、薬剤により十分にでパーマのような質感は可能です。

 

目次

1.デジタルパーマをかける理由

2.コールドパーマではデジタルパーマの質感にはできない?


1.デジタルパーマをかける理由


■毛髪弾力キッドにより髪の弾力性の値を知る

毛髪には個々に弾力性の値が異なり、約二割弱の方が髪が細くふんわりとした質感が得られにくい。

そのため、熱と薬剤により弾力性を高めるためにデジタルパーマを使用します。逆にいうと全ての人にデジタルパーマをかける必要性はなく、

薬剤・前処理・後処理・削ぎ(カット)によりふんわりとした質感は可能です。

 

大手メーカー「アリミノクオライン」は濡れデジタルパーマ、ドライデジタルパーマ、コールドパーマ各種と多くのタイプの薬剤が豊富があり、

コスメパーマは業界でナンバーワンですが、クオラインはデジタルパーマを始め、

髪質に合わせてチオグリコール酸・Lシステイン・システイアミンを使い、ベストな質感に合わせて使い分けを行い、

 

酸化剤も過酸化水素と臭素酸ナトリウムを使い、しっかりしたカールと、やわらかく持ちのよい酸化剤を使いわけを行う。

臭素酸ナトリウムは放置時間を最低でも、15分の二回つけを行うことでウェーブの安定を図る。

*アリミノクオラインホームページはこちら→

 


2.コールドパーマではデジタルパーマの質感にはできない?


■基本的にデジタルパーマもコールドパーマでも同じですが例外的に弾力性のない髪にはデジタルパーマがよい

パーマの進化は薬剤の還元剤だけにとどまらない、中間処理剤でもあるジ・マレイン酸やレブリン酸など、保湿性を高めるタイプと中間水洗によって、

技術と知識によりふわふわしたデジタルパーマのような質感が可能です。

薬剤のほかにカットのスライシング・削ぎハサミなど。量感調整によりコールドパーマでもデジタルパーマのような質感が十分可能です。

ヘアサロンと側としても一人あたりの客単価もアップできるため、デジタルパーマが減ることもなくむしろ増えています。

薬剤・中間処理剤(水洗を含む)・カット技術によって八割近くはコールドパーマでも、デジタルパーマの質感は可能です。