ヘアセットのルーズ感と正統派のアップヘア
今っぽい「ルーズな編み込み系」だけではない正統派の古典風
1.今っぽいルーズな編み込み系(ロープ網) 2.量感や面の美しさを出すやわらかな古典
ヘアセットにおいて若い世代を中心にしたいわゆる「ルーズなアップヘア」は、
成人式や披露宴などで好まれているヘアセットですが、古典的なルーズな質感でやわらかいヘアセットを希望する人も多い、
30代前後のママ世代の方がすべて「今っぽい」質感のヘアセットは好まれない人もいる。
やわらかい質感の中に着物にあったヘアデザインをする方も多い、
眞子さまや桂子さまのようにドレスアップした洋装や和装にあったヘアセットなど、
品を重視したヘアデザインがこれから少しずつですが増えてくるようです。
今回はルーズ感のあるアップヘアと品のあるやわらかいアップヘアをご紹介。
目次
1.今っぽいルーズな編み込み系(ロープ網)
2.量感や面の美しさを出すやわらかな古典
1.今っぽいルーズな編み込み系(ロープ網)
■成人式や披露宴なので7-8割はルーズな質感を希望する
編み込みでも表編み込み・裏編み込み・片編み込み・四つ編み・五つ編み・丸三つ編み・丸四つ編みと覚えるだけでも、
多くの編み込みがありシニヨンも質感やつくる位置によって使いわける、例えば網下しは丸編み三つ編み~四つ編みがホール上のデザインに、
シンプルな編み込みであれば表三つ編みを一本でつくり、毛束を指で分けとりルーズに仕上げる方法など、作る部位やヘアデザインなどで変わってきます。
シニヨンヘアの場合はロープ網を使ったルーズなヘアセットであれば、ほとんどの若い世代はよろこんでくれます。
編み込みを髪の外側だけにルーズ感をみせるのではなく、ロープ網や編み込みをシニヨンでまとめ、
ボリュームとシルエットや量感を調整しシルエットを整えます。
ルーズな仕上げと編み込みは幅が広く、成人式から披露宴の着付けにあったヘアセットから、
パーティーへアの洋装まで幅も広いため需要もあり流行のヘアセットとして希望する人も多い。
また、毛束をルーズに活かすヘアセットはユーチューブ動画などでも、全世界かアップされていて日本だけの流行でなそそうです。
2.量感や面の美しさを出すやわらかな古典
■古典を感じさせる髪の面の厚みや表面の美しを強調
ヘアセットは最近になって眞子さまや桂子さまのような、品がある髪を活かしたやわらかいアップヘア(正統派)が、
洋装でも和装でもボリュームや毛流れを変えながら、髪の美しさや量感を活かしたタイプも多くなっています。
ヘアデザインもスタイリストのセンスや好みによってちがいますが、
編み込みやロープ網をつくった質感でも、髪の表面を崩さずに、ツヤや髪の量感を活かしたヘアセットで、
毛流れや髪の量感を活かした、ルーズ感とは逆をいったアップヘアです。
特徴としてはつくり過ぎずに毛流れや、量感を抑え気味な大きくなり過ぎない、着物のボリュームにマッチしたシルエットがポイントです。
髪の毛流れや過度なボリュームあるヘアではなく、シンプルでいて着物にも合う抑え気味のボリュームのあるアップヘアが、
2022年以降にも流行になってくる。