毛量の多い硬いボブヘアはドライカット時間がかかる

髪の量が多い場合ウェットからドライによってボリュームを調整する

1.クセや硬さのある髪は余計にボリュームが出るヘアカラーメニュー 2.仕上げはストレートアイロン使用

髪が硬く太いの場合はウェットとドライでは、仕上げの状態(ボリューム)が変わり、

ウェットの状態での上げ感と、ドライ後の仕上がりが変わりますので、ドライカットのチェックカットのボリューム調整を行い、

スタイルを仕上げ最後はストレートアイロンが必要です。

 

目次

1.クセがあると余計にボリュームが出るヘアカラーメニュー

2.仕上げはストレートアイロン使用


1.クセや硬さのある髪は余計にボリュームが出るヘアカラーメニュー


■ブラントと削ぎとスライシングを組み合わせる

ドライカットが必要な硬いクセ毛ぎみの髪質は、硬い髪だけであってもドライ後カタチも整う。

髪の細いまたはやわらかい髪は、ウェットだけですこしのチェックカットで十分ですが、

硬い髪やクセ毛はドライ後の髪がどう動きや、シルエットなど変わるのでハサミで調整を図る必要がある。

 

髪の硬く多い人は、毛染めも染まりずらい人も多く染まらないことが多く、

黄色メラニンの多い人は明るく発色しますが、赤色メラニンの多い(日本人の7-8割の人)の場合は、

明るいカラーの明度も彩度も出ないので、放置時間はもちろん薬剤の量も1.5倍の量が必要です。

 

とくに明度を高くする場合は発色が悪い、例えば8レベルの明度をする場合は、10レベル以上のカラー剤を使う、

必要に応じて13以上のカラー剤を加え、リフトアップし彩度の色を出す必要があり、

ゴールド色やイエロー色をプラスし明度を上げていく。

 

「酸熱トリートメント」

マレイン酸の仲間でもあるジカルボン酸を使い、ヘアカラーの化学的な損傷やドライヤーの熱で傷めた、

髪を保護しながらダメージ補修しなめらかな指通りを可能にする。シュワルツコフ「ファィバープレックス」はおすすめです。

*ホームページはファィバープレックスこちら→


2.仕上げはストレートアイロン使用


■硬くクセ毛の仕上げはストレートアイロンが不可欠

硬くクセ毛の人はブロードライだけでは収まらず、毛先がはねてしまいカタチがつかないので、

ブラシを使っても均一に髪は馴染まないので、アイロンストレートでビット伸ばす必要があります。

ヘアサロンでは仕上げを行う場合は不可欠になりますが、仕上げ剤の使い方やトリートメント剤に馴染ませる必要がある。

 

「仕上げ剤の使い方」

髪の内側からオイル系やクリームタイプのスタイリング剤を使い、よく馴染ませながら髪のボリュームを抑える必要がある。

髪の内側につけることでまとまりもよくなり、最後に余ったスタイリングを付け光沢感を出す。

トリートメントケアCMCによりしっとりを高める。