酸熱トリートメントがお客さまからリピーターがないわけ
手触り感の実感が薄く価格も高い「結合水系」と手軽で使いやすい「プレックスタイプ」
1.酸熱トリートメント種類のプレックスタイプの意味 2.アイロンストレートを使う酸熱トリートメント
お客さまからリピーターが少ない酸熱トリートメント(結合水系)は価格だけではなく、
施術時間が長く、効果もわかりずらいなどスタイリストからの評価も低く見る美容師も多い。
出始めの頃は新しいタイプの薬剤で希望する方も多かったですが、リピーターが少ないのが気になります。
プレックスタイプは使い方は簡単でお客さまからの、施術時間も価格も負担も少なく、
オラプレックスタイプの場合は簡単・コスト・施術時間が短いなど、結合水系のような時間もコストもかからず、
コストパフォーマンスも大きいプレックスタイプが多い要因です。
〇プレックスタイプ・・・ヘアカラーと混ぜて髪を強固にする
〇結合水系・・・ストレートアイロンと薬剤により髪の保湿効果を高める
目次
1.酸熱トリートメントの種類のプレックスタイプの意味
2.アイロンストレートを使う酸熱トリートメント
1.酸熱トリートメントの種類のプレックスタイプの意
■ファィバープレックス「シュワルツコフ」スマートボンド「ロレアルプロフェショナル」
大手のシュワルツコフやロレアルプロフェショナル他にオラブレックスがある。
枝毛・切れ毛から守るタンパク質を使ったタイプです。ウエラはリンゴ酸を使うタイプですがあまり売れていないようですね!
シュワルツコフ・ロレアルプロはマレイン酸で、オラブレックスはジ・マレイン酸でまれに比べ高価な原料を使っている。
「プレックスタイプ」の使い方
使い方はヘアカラー剤にダイレクトに混ぜて使う、国内では法律的な関係から水と希釈して使われていますが、
本来は微量を混ぜて使う方が一般的です。
ヘアカラー剤などに混ぜることで髪を強固にすることがプレックスタイプの一番の目的です。
*オラブレックスのホームページはこちら→
2.アイロンストレートを使う酸熱トリートメント
■理論は結合水のヘアケアトリートメントシステム
マレイン酸・レブリン酸を希釈し、ヘアカラーはもちろんパーマやホット系パーマにも使える。
パーマは前処理・後処理で使うことが一般的ですが、中間処理剤としてパーマ後やヘアカラー後に使う後処理と、
パーマも酸化剤の前に中間処理剤として使うことも多いですが、
「酸熱トリートメント」使い方
ヘアカラー後や縮毛矯正などの後に、アイロンストレートで熱を加え保湿性をを高め、
薬剤のマレイン酸やレブリン酸を効果的に使う方法が一般的です。
コールドパーマ後やデジタルパーマ後には、アイロンストレートを使って酸熱トリートメントを使うことはありません。
*結合水とは毛髪内にある水(自由水)と結合水があり高温や低温でも蒸発や凍らない水をいう。
つまり結合水の多い髪は強く保湿性も高い髪といえます。
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