カットロングレイヤー&グラデーションのつながり
ショートもロングもカットのつながりを重視する
1.ヘアカットのガイドを見失うロングヘア 2.フロントのつなぎにより変化する前髪ライン
ショートであってもロングであってもつながりは必要で、美容師さんの中でもカットの理論を理解していない点があり、
レイヤーやグラデーションの理論を理解することで、ロングでも幅のあるへアスタイルが可能です。
レイヤーは二種類(床に引き出す)スクエアレイヤーと、(頭の丸みに沿って)切るラウンドレイヤーがあり
グラデーションは二種類(ファワードシェープグラデーション)スクエアドレイヤーと、(パネルを後ろに引き出す)バックシェープグラデションがある。
この四種類に分けてヘアの展開をはかりつなげていく。
カット理論を理解する必要がある。
目次
1.ヘアカットのガイドを見失うロングヘア
2.フロントのつなぎにより変化する前髪ライン
1.ヘアカットのガイドを見失うロングヘア
■四種類のカットの基礎を確認しつなげていく
四種類のカットをつなげていく理論は、ロングに限らずカットをつなげていくのに理解する必要がある。
カット理論ベースはサスーンカットが生まれて50年近くなりますが、世界の美容界のベーシックスタンダードでありますが、
国内でも理解している人も多いですが、まだ、徹底できていない感もあり、質につながり切っても切り離さないカット理論です。
ワンレングス(段の幅のないスタイル)
グラデーション(段の幅の少ないスタイル)
グラデーション(段の幅の多いスタイル)全体の面構成を決定する。
ロングヘアは全体はどう展開しカットするかは、デザインの基礎となる四種類のカット技法を基礎に設計図を頭の中でつくる必要がある。
前髪の切り方一つで印象も変わり、例えば前髪をUの字に切る方法と、Vの字で切ることで、前髪の印象も変わる。
前髪を真っ直ぐ下す場合はUの字で切る場合が多く、Vの字の場合はこめかみから眉尻にかかった長くなる、
前髪を下すイメージと、斜めに前髪を下すイメージではインパクトや雰囲気が変化する。
全体のバランスと前髪はトータルで考え組み立てる必要がある。
*レイヤーとグラデーション展開図ホームページはこちら→
1.フロントのつなぎにより変化する前髪ライン
■乃木坂の横流しバングやフェミニンな前髪まで印象が変わる
前髪はロングの中でもターニングポイントで、切る角度やカタチにより印象も変わるので、
切り方も若い女の子などは短くした時点でブルーに、大人世代は逆に短めの(こめかみや眉尻は長く)ほうが若々しくなる。
若い子の場合はストレートアイロンををつかい横流しバングで前髪をつくり、
長さを正確にクセなどがある場合など、短く切ると横に流せなくなってしまう。
大人世代の場合は前髪が長いと逆に老ける子も多く、シワや目じりなど隠すためその周辺は長くすること、
前髪を短くほほ骨周辺は隠すように長さを残す。