インナーカラーの発色が出ない理由と対処方法
ヒヤリングを十分に何度も確認する
1.毛髪タイプと染料の種類により発色が変化 2.染料のタイプと特性
髪のタイプはブリーチしても個人差や染料のタイプでまったく違う発色に、
塩基性カラー・直接染料マニキュアは鮮やかに、アルカリカラーは色味抑えた色味になりますが、
アルカリカラーはウエラコレストンは鮮やかな塩基性のような色味が、ロレアルは色味は鮮やかさが抑えめに、
ミルボンは直接染料が配合されているため数多くの色が可能です。
塩基性でもマニックパニックは際立つ鮮やかさですが、資生堂ミューズのパープルは日本人にあった抑えた色味です。
髪質と色の質感によりスタイリストとよく相談しヘアカラーを決めることがポイントです。
目次
1.毛髪タイプと染料の種類により発色が変化
2.染料のタイプと特性
1.毛髪タイプと染料の種類により発色が変化
■色の質感と毛髪の関係
日本人は脱色を行うとメラニンがオレンジーイエローホワイトと色が抜けていく、
メラニンの色も濃いタイプと薄いタイプの人がいるため、同じ染料を使ったも発色がちがってくる。
発色も硬く太い人には鮮やかさだ出にくく、やわらかく細い人は発色も良い。
明度を15レベルくらい上げれば暖色系の色は出てきますが、17レベル以上の明度を上げないと寒色系の色は出てきません。
髪が硬く多いひとは脱色に時間もかかり2回のブリーチ施術では明度も上がらないので、
時間もかかるうえ寒色のグレー・ベージューなどの色はかなり時間と、発色が出ないことも多く長時間は覚悟する必要がある。
2.染料のタイプと特性
■暖色系は失敗するリスク低い
オレンジ、ピンク、パープルは日本人のメラニンと同じユウメラニンが多く配合され相性もよい。
フェオメラニンは赤や黄のメラニンは欧米人に多く、寒色のようなベージュやグレーなどの色は、日本人でもごく少数の人でしかこのタイプは少ない。
日本人のメラニンはユウメラニンが多く、フェオメラニンは少ない。欧米人はフェオメラニンがほとんどで、ユウメラニンは毛髪内にはない。
最近は若い人の食生活も変わりはじめ、フェオメラニンの含有量が多くなり、寒色系のベージュやグレーでも、2回ほどブリーチすれば外国人のような発色が可能です。
ただ、8割の人がユーメラニンが多い人がほとんどのため、寒色系の色の発色は出づらいですが、暖色系の色が出やすいわけがそこの部分が大きい。
上図はピンクではなくパープルですが、パッと見はピンクに見えますがこれも色の変化です。資生堂ミューズの塩基性「パープル」
上図はパープルではなくピンクで塩基性タイプ「資生堂ミューズ」ピンクですが、
いずれも寒色ブリーチオンカラーです。塩基性は鮮やか発色です。
こちらはミルボンのアルカリカラーのミックスです。同じパープルでも発色が異なります。