新入学時の3月のヘアカラーが希望の色に染まらない
透明感を出すには「ブリーチ」毛髪のメラニンにより変化
1.透明感と色の鮮かさにはダブルブリーチ 2.メラニンの状態により変化
高校生から専門学校や大学などの進学し、3月の終わりから空白時間に明るめのヘアカラーを行う場合が多い。
美容室で染め希望の明度&彩度が出てこないなど、なんで?
疑問に思うことがありますが、理由はキューティクルが強いこと、
コルティクス内のメラニンなど健康が保てれていて薬剤が浸透しずらいことが原因です。
履歴状態からキューティクルが傷み剝がれているため、薬剤が入りやすく浸透しやすくなること。
明度が上がりやすくなるため彩度もでやすい状態になる。
18歳くらいはヘアカラーがバージン毛のため色の明度も上がりずらく発色も出にくくなる。
目次
1.透明感と色の鮮かさにはダブルブリーチ
2.メラニンの状態により変化
1.透明感と色の鮮かさにはダブルブリーチ
■メラニンの状態と明度のバランスが取りづらいバージンヘア
髪の健康状態が大きく左右するヘアカラー。とくに高明度を求めたい場合は色も上がりづらい、明度が上がらないと彩度のコントロールができない。
どうしても希望の色を出す場合には、ブリーチオンカラーの施術を行い、赤味·橙味·黄味とメラニンを削ることで色味を入れていく。
寒色系のベージュ、ブルー、グリーンなどは特に出てこない、暖色系ピンク、パープルは色も表現しやすい。
日本人のメラニン変化によるものが大きく、赤色~橙色~黄色~白色とブリーチにより削られる。
髪の傷みが少ない18歳(バージン)はキューティクルの傷も少なく、コルティクス内のメラニンブリーチ剤などで染料を化学重合されてないので、
希望の明度や彩度が入りずらくなっています。
2.メラニンの状態により変化
■何度もカラーすることでキューティクルから速く薬剤が作用する
ダブルブリーチを行い色出しを行う理由は、メラニンを限りなく白くすることで、
鮮やかな色を入れることができる。色も鮮やかな塩基性カラーや透明感のあるアルカリカラーに分かれる。
去年流行ったミントブルーは薄く透明感がありますが、この色は国内のカラー剤をミックスして作り、
鮮やかでパンチのある発色は塩基性カラーが表現できる。
メラニンを15~18前後までリフトアップすることがカギになりますが、時間を覚悟しましょうね!4時間はかかります。