ダブルカラーの薬剤選びと注意すべきポイント

髪の傷みを最小限に迎え(ブリーチ)と薬剤選び

1.アンダーを計算し薬剤レシピを選ぶ 2.傷みを迎える施術方法

ダブルカラーはヘアカラーの応用カラーで均一に染まればスタイリストとして評価される。

均一に染めることはアンダー(髪の履歴)→薬剤選び→ブリーチ剤の塗布方法→追いブリーチと順に適格に施術をすすめ、

必要以上の時間をかけずにブリーチを行うことが大切です。

 

一般的にブリーチや明度の高いヘアカラーを継続的に行う人は、

髪の傷みもあり放置時間は短くメラニンを抜くことがポイントです。

ヘアサロンによっては1時間~2時間放置するヘアサロンがあると聞きますが、髪が傷む原因となり継続的にヘアカラーができない。

 

目次

1.アンダーを計算し薬剤レシピを選ぶ

2.傷みを迎える施術方法


1.アンダーを計算し薬剤レシピを選ぶ


■アンダー「ヘアカラー履歴」と色によりブリーチを考える

アンダーはなぜ重要な注意ポイントかというと、放置時間・ヘアカラー剤・色味(暖色・寒色)かを考える。

色味を出す発色がむずかしく色味により、アンダーや毛髪からみて発色が薄くなることがあり、クレームの原因になるからです。

色が出やすいのは暖色のパープルやピンクなどの暖色系で、色が出ずらい色はブルーやベージュなどの寒色系で、

毛髪のタイプにより鮮やかさである彩度が違ってくるからです。

目の色が茶色で色の白い人は一般的にブリーチが抜けやすく、目の色が黒く一般的な肌色の人はブリーチが抜けない、

赤味が出る毛髪の人はベージュやブルーなど、鮮やかな色はよほどブリーチが抜かない限り発色が悪い。

 

一般的に日本人は8割が黒く毛髪のブリーチを17くらいまでリフトアップし、

肌の白い2割の人は16レベルでも色でも一般的な8割の人よりも発色がよかったりする。

その他にも髪の損傷度やヘアカラーの履歴状態にも注意が必要です。

 


2.傷みを迎える施術方法


■放置時間は短ければ短いほど理想的ですが「追いブリーチを活用」

ヘアサロンにより放置時間を1時間~2時間以上をおきブリーチを行うヘアサロンもありますが、

理想は1回目20分、2回目20分とプラスアルファくらいが理想ですが、毛髪やアンダーの状態によりブリーチが抜けきらない場合がありますが、

こんな場合には毛髪をタオルで拭いた後に再度ブリーチを塗布することで、

赤味かかった状態部分を再度ブリーチを塗布することで、お流しも必要もなく時間短縮が可能になります。

結果的に髪も傷みも緩和され継続的にダブルカラーが可能です。