ヴェール感(透明感)のあるピンク系ダブルカラー
ブリーチは17レベルに染料とヘアレシピが決めてになる!
1.ピンクパールのおすすめヘアカラー剤 2.ヴェール感のあるピンクと寒色系ヘアカラーの共通点
ダブルカラーは基本は”ブリーチを均一にする”が基本となりますが、
普通毛、茶色毛、大別して2種類の髪質に分かれるので放置時間も施術回数や費用負担も変わります。
8割の人が黒髪ベースでブリーチに放置時間と回数を3回以上する場合もあり、
1~2割の人が白い茶色髪は、ブリーチ毛の施術回数2回と放置時間も短くなります。
今回のテーマのヴェールピンクは最低でもブリーチ明度が17レベル必要になり、
髪質により時間もかかり費用も変わってくるので、はじめて施術する人は目安として考えておいてください。
目次
1.ピンクパールのおすすめヘアカラー剤
2.ヴェール感のあるピンクと寒色系ヘアカラーの共通点
1.ピンクパールのおすすめヘアカラー剤
■希望の色「ヴェールピンクに染まらない」をスタイリストにより希望の近い色を引き出す
ダブルカラーはブリーチしオンカラーによって発色はできないむずかしさが存在する。
はじめに説明した黒髪や茶髪ベースの大別し見極めと、アンダーの状態を見極める経験とヘアカラー知識が必要です。
黒髪の場合はアンダーが黄色~橙色が残留し、茶色の場合は2度のブリーチにより色の残留感が少ない。
そのうえで履歴を計算する、美容室で前回染めたのか、家で自分で染めた状態により髪のアンダーが異なります。
一般的に黄色~橙色が残る場合は2度のブリーチでも白にちかいくらいの脱色できないので、
明度など考えてヘアカラー剤の種類を考える。
〇資生堂ミューズ (髪が硬く多い黄色~橙色が残る場合)茶色の髪でも均一に入る
塩基性染料は髪に色素が入るわけではなく、髪の傷んだ部分にマイナスとプラスが反応し発色します。
したがった黒髪でも茶色の髪でもおおよそ計算できる。黒髪は資生堂ミューズのホワイトとピンクを混ぜる。
ヘアカラーレシピ
根元 ホワイト20:ピンク1 毛先 ホワイト30:ピンク1 *毛先が褐色が大きい場合は根元の割合でもOKでクリアをいれても対応できる。
*動画「資生堂ミューズ」の仕上がり画像とレシピこちら→
〇ルベルマテリアル (茶色の髪の場合など薄い透明感の発色)黒髪の場合17レベルまでリフトアップが必要です
アルカリカラーの良いところは明度や彩度をコントロールできる点で、
ヴェール感を引き出す種類が多く低アルカリカラーが赤い染料が少ないタイプや、今回紹介する「materuaru 」はアルカリでありながら、
塩基性カラーの鮮やかさ発色しヴェール感を引き出すヘアカラーです。
最近のトレンドでもある”うすいピンク”の色味は、国内にあるアルカリ剤でもとくにピンクは美しく、
透明感、彩度感などの質感に優れています。ポイントは17レベルまで引き上げた、ユーメラニンが少なくフェオメラニンが多い、
色白で髪が茶色の髪にあったヘアカラーです。
ヘアカラーレシピ
MT10+MA8+P8+5% (4:1) *根元毛先はアンダーを確認してコントロールします。
*動画「ルベルマテリアル」の仕上がり画像とレシピこちら→
2.ヴェール感のあるピンクと寒色系ヘアカラーの共通点
■ヴェール感を引き出すには個人差が大きいことを自覚しよう
ヴェール感を引き出すには最低でも17レベルくのリフトアップが必要です。
それ以上低い明度の場合は染まることはなく、黄色や橙色と混ざりヴェール感を引き出すことはできません。
毛髪のタイプとくにフェオメラニンが多く、ユウメラニンが多い色白で髪が茶色かかった場合は、
ピンクヴェールが美しい発色が可能になります。動画などで美しいヴェールピンクが流れていますが、
あの場合はスタイリストの担当のお客さまが多く、慣れているので動画でみたピンクヴェールが可能になります。
飛び込みや美容アプリ(ホットペッパービューティー・楽天)などで、初めて来店した場合の店で満足できる発色がむずかしい面があります。
むずかしい面とはヘアカラーの技術だけではなく、黒髪の人の場合には通常2回のブリーチ工程から、
3回以上の施術が必要になり、費用の加算や時間なども計算する必要があります。
また、美容室によりハケの使い方や技術力も専門性も大きく、黒髪の場合は費用と技術レベルも要素として考える必要があります。
ピンク・ベージュー・シルバーなどの寒色系やヴェール感のある発色は、
ブリーチを17レベル~19レベル必要で応用性の高いヘアカラーになります。