ダブルブリーチを効果的に発色できる方法
メラニンを削るには通常の薬剤の量では削れない
1.メラニンはメーカーの規定の薬剤では染まらない事実 2.透明感や色彩の表現に影響する
いまのハイトーンカラーは鮮やかなピンクから寒色のブルーまでさまざまな色を求められますが、
ブリーチを行い希望の色をだすには技術や薬剤の使い方を理解する必要がある。
そこで壁にあたるにはメーカーが規定されている薬剤の量に問題があり、
日本人の場合の黒髪で髪も多くユウメラニンを多く含んでおり、キューティクルも厚く枚数も多いためメラニン色素が抜けにくい、
そのため薬剤(ブリーチ)の量はメーカーが使用量の100g前後では、ブリーチする回数を3回~ないしは時間をオーバータイムでしか、
ブリーチによってメラニンを削ることができない。
では、メーカー通りの量と放置時間を破る掟破りによってメラニンを削る方法を紹介します。
目次
1.メラニンはメーカーの規定の薬剤では染まらない事実
2.透明感や色彩の表現に影響する
1.メラニンはメーカーの規定の薬剤では染まらない事実
■薬剤と放置時間は3倍以上~に置いてメラニンを削る
メーカーサイドにはアレルギー反応が怖く規定の薬剤や放置時間でしか定義できない事実を知るべきである。
アレルギー反応を起こしメーカーサイドが問われ最悪裁判にまで発展するからです。
薬剤はマックス120g(メーカーの使用量)で放置時間は30分前後です。
黒髪のメラニン量が多い方には2回のブリーチで18-19のリフトアップすることは不可能です。
ブリーチが得意なヘアサロンの講習に行くと、1回薬剤は(セミロング)300g前後でメラニンを削りオレンジ味を削り透明感を出す。
この方法であれば抜けやすい髪であれば1回で、抜けずらい人であれば2回のブリーチ回数で抜ける。
薬剤の量を規定通りで行うと3回~4回前後のブリーチ回数しないと、メラニンのオレンジ味を削れず色が濁る!
ブリーチの量がメーカーの使用量の100g前後では、一般的な黒髪でも2回の施術ではメラニンが削れずオレンジ味が残り、
ヴェール感のある透き通った発色が表現できない、施術回数が3回前後ではじめて削れるわけで薬剤の量はブリーチに大きく影響する。
2.透明感や色彩の表現に影響する
■美容師さんならわかるオレンジ味が残留した色は失敗
一般的に赤味やオレンジ味が残留するとヴェール感のある発色は不可能です。
黒髪で硬い毛はとくにベージュ・ブルー・グリーンなど寒色系から、高明度で透明感のあるピンクやグリーンなど、
ブリーチが削れアンダーを読み取り薬剤選定をベストチョイスしなければ、高感度のある色味は出てきません。
*上図はその時のDabさんの高明度・高彩度の一例です。
画像はDabさんのダブルカラーのセミナー参加しました。
この時もウィッグのセミロングで300g以上を使い初めて発色できました。
下図がそうです↓↓
次のブログ高明度・高彩度のヘアレシピを紹介。