フォワードシェープグラデーション(マッシュルーム)
襟足·耳周り·ボブの見せ場(切り方・ボリューム調整・バランス)
1.後頭部のボリューム感(絶壁カバー)
3.前頭部(横サイド)から切り始めるカット
ボブスタイルは老若男女問わずに似合うヘアスタイルです。カッコイイ感じのラインかそうではないかは、
スタイリストの技量やデザイン性によるところが大きく、ベーシックを理解しているかがかぎになる。
美容師さんもボブの基本を把握できていないことも要因のひとつになっていて、
ボブの場合はレイヤーとグラデーションを理解していること、
後ろ下がり・後ろ上がり・ナチュラルボブから、前と後ろとの複合型のボブまである。
ボブの見せ場のポイントは襟足のボリュームと後頭部下の締めによる部分と、
耳周りから襟足にかけてのサイドラインです。
基本的なグラデーションカット種類
◎フォワードシェープグラデーション
◎バックシェープグラデーション
目次
1.後頭部のボリューム感(絶壁カバー)
2.後頭部からの切り方の基本
1.後頭部のボリューム感(絶壁カバー)
■後頭部のくびれ感がグラーデションのポイント
なんといっても後頭部の「くびれ感」を把握できると、ボリューバランスによりおしゃれ感のボブへアに変身。
後頭部のボリュームは人によりカタチも異なりますが、
日本人の場合は絶壁な人も多いので頭のカタチをみながらカットを行う、
【年齢などで後頭部ボリュームを調整】
若い世代の後頭部は絶壁をカバーするいがいにはさほど問題はないのですが、
50代以降の場合は”くびれ感”を出し過ぎない、後頭部を”縦スライス”により切り過ぎない、
この2つがポイントで若々しヘアになあるかが決め手になる。
2.前頭部(横サイド)から切り始めるカット
フォワードシェープグラデーションが代表的なヘアスタイルで「マッシュルーム」が入ります。
サイドのこめかみ部分の下をガイドにアンダーを切り始め。オーバーも同様に横スライスでカットします。
サイドのコーナーとバックコーナーから45度にシェープし、サイドから放射線上に左右切り始める、最後に両サイドをチェックします。
バックの部分も横でクロスチェックします。