ダブルヘアカラー後の調整染めについて
褐色になった髪を調整するレシピと注意点
ダブルカラーはブリーチなどで傷んだ状態であること、オンカラーの色味が残った状態で染料が入りずらい。
お客さまご自身でヘアカラーをしてもまず思った色味は出てこないことが普通です。
今回はなぜダブルカラー後の調整へカラーが染まらないことと、
しっかり染まるようにするための施術を説明します。
目次
1.ダブルカラー後の調整へカラーが染まらない理由
2.ダブルカラー後の希望の色にする方法
1.ダブルカラー後の調整へアカラーが染まらない理由
■技術的な要因や薬剤塗布と放置時間の関係
「薬剤量」
ダブルカラーを行うと髪の水分や油分が流出してしまい、通常のヘアカラー量では均一に染まることはありません。
一般的にショートが70g~80gくらい、ロングは100gですが、ダブルカラー後の調整へカラーの場合は2倍~3倍くらいの薬剤の量を使います。
薬剤量は均一にしっかり染めることができます。
「放置時間」
ショートのダブルカラーは通常の時間でも薬剤量を多めに使えば問題がありませんが、
ミディアムから長いロングヘアになりますと、既存毛である毛先を先に染め、その後に根本に塗布することで均一に染まります。
放置時間も十分に置くことがポイントです。
2.ダブルカラー後の希望の色にする方法
■ダブルカラー後の調整(黒染め・栗色)へカラー比べ色が出しやすい
ダブルカラー後の調整へアカラーは黒染め・栗色など、薬剤量と放置時間と施術順序を工夫すれば問題ないことを理解したと思います。
2では1回目に高彩度のピンクにした後に、2回目に例:グリーンなどをオンカラーする場合は、
色が暖色から寒色系に代わっても発色はしやすいです。
2の場合は色の質感やヘアデザインに合わせることを考え、
くすみ感はアルカリカラーで、鮮やかさは塩基性カラーを選びますが、
最近はアルカリカラーでありながら高明度・高彩度の薬剤が、ミルボン「エノグ」やルベルからも発売されています。
ヘアスタイルにあった染料を選ぶようにします。
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