困難毛に対しての対処法
あきらめないパーマ術
『パーマはあきらめていた!』よくこんな声を耳にしますこんあ場合、
あえてパーマをかける考慮することがあります。あきらめないで幅を広げてご提案をと考えています。
軟毛で髪の細い人
パターン的にかかりがよさそうですが、髪の内部のタンパク質が少なく、
パーマがかかりずらいこともあり美容師を悩ませ毛質なんです。
対処法
チオ系パーマの施術でかけようとしますと、パーマ剤が浸透せずかえってパーマが傷んでしまいます。
パーマの軟化をゆっくり浸透させていく技法がベストの選択です。
クリープパーマの施術法が髪質にあっています。
前処理でシリコンを除去しキューティクルの汚れを取りクリアの状態にします。
一剤の軟化と中間リンスによって、穏やかにしっかり結合を促します。
二剤はドライヤーなどの熱により、強い結合とカールが求められます。
* 一般的には細い毛はかかりやすい場合もあり、、髪の状態などをよく確認をしてください。
剛毛で髪の太い人
クセ毛でしかも硬い毛質でボリュームがでやすい場合の対処法。
普通にパーマをかけると手入れができなくなります。
対処法
カットが大きなウェートをしめるようです。正確なベースと適切な隙がポイントになります。
隙は中間から毛先に均等に、毛先は髪が細くなるよう隙をいれてください。
毛質の状態からボリュームがでる場合は根本にも隙をいれます。
パーマ剤はコスメパーマで髪の負担を軽くします。
パーマのロットは一段階細めを選択し、スライス幅は太目で軟化は早目にはずします。
テンション(引っ張る力)は弱くしゴムでとめる。
必要以上なボリュームが迎られ、カールも美しい質感が求められます。
*パーマは耳前後でかけるようにしてください。毛質によってデジタルパーマでも良いでしょう。
傷みがある毛質
黒染めや縮毛矯正などでハードに傷みがある場合。
薬剤の施術法などで対処していく必要があります。
対処法
傷んだ髪は薬剤の浸透がはやくかかりすぎる傾向があります。
前処理などでタンパク質を補給しすこしでも負担を軽くします。
水巻でパーマをかけることで、パーマ剤が穏やかに作用しカール感が得られます。
髪の太い人で対処したクリープパーマも選択として良いと思います。
*デジタルパーマで軟化を50%にロットを太目にする技法もカールが得られます。
注意 デジタルパーマの場合は傷んだ髪に使用する場合は、テストを多くすることでかかりすぎに要注意してください。