傷みを迎えるハイブリッドな還元剤
異質なものを組み合わせたパーマ剤です
普通パーマ剤は単体で扱うことが一般的ですが、
ヘアダメージを最小限に抑えることができる、スーパーハイブリッドカーリング剤は、、
時間短縮、臭いや残臭を残さない、ヘアカラーの褐色をむかえる、
異質な効果をかけ合せた還元剤のことを意味します。
目次
1.ハイブリッドな還元剤の必要性
2.縮毛矯正・ホット系パーマに使う還元剤
3.ヘアカラー褐色を迎える還元剤
4.まとめ
5.まとめ
ハイブリッドな還元剤の必要性
傷みを最小限にヘアカラーの褐色を迎える
ハイブリットの定義・・・
もともとは農産物「米」の品種をの用語としてつかわれ「交配種」あるいは、
「雑種」という意味です。
還元剤ではアルカリ剤と酸性のそれぞれの長所を取り入れたパーマ剤で、
縮毛矯正などでは強い部位にはアルカリ剤が必要なチオグリコール酸を、
髪の既存部には酸性の還元剤サルファイト、GMTなどを使うというように、
両者の持つ特性を巧みに使い分けたもので、
言うなればパーマ剤の品種改良種です。
この分野ではピカクさんの還元剤が詳しく紹介されています。
HPはこちら→
使いやすく迷わない使い方がウリのメーカーさんです。
ただし、ハイブリッドな還元剤は一定の知識があってはじめて使いこなすことが可能。
セミナーや還元剤の役割と使うポイントを理解したうえでご使用ください。
縮毛矯正・ホット系パーマに使う還元剤
縮毛矯正・ホット系パーマには効果を発揮
ハイブリッドな還元剤が著しく効果を発揮するのは縮毛矯正・ホット系パーマです。
硬毛や髪の多いときはシスティン系を使用し、髪の傷みがあるときはサルファイトやGMTを使用します。
ブレンド比によって薬剤の調合を行い、髪質によって薬剤の使いわけを行います。
◎主な特長
1.高還元が得られる
2.低膨潤
3.低臭
4.対熱向
従来の還元剤は臭いもきつく使いずらい面があったのですが、
ピカクさんからでている還元剤は4つの効果があって使いやすいです。
◎ロッドや放置時間など美容師の力量が結果が左右する
1.傷んでいる毛質はスライスが厚く、ロッドを大きめを使用する。
2.傷んでいる毛質は還元剤の放置時間を短くする。
3.髪が硬い毛質には浸透を促進させる前処理をおこなう。
4.髪が硬い毛質にはシスティン剤で促進作用をはかる。
5.やわらかい毛質はサルファイト・GMTで髪の弾力性を保持する
6.傷んだ髪には十分な保護作用をはかる前処理を行う。
その他にはロッドの太さや薬剤の放置時間を調整する。
ヘアカラー褐色を迎える還元剤
ヘアカラーの褐色と傷みを防ぐ
髪が細い・髪がやわらかいなど、パーマをかけない髪質など理由が大きいですが、
ヘアカラーの「褐色」や傷んで「ハイダメージ」のいずれか。
ハイブリットな還元剤を使用することで、褐色のリスクが驚くほどダメージが軽減できます。
システィアミン等のアルカリ剤を使うことで、褐色を迎えパーマをかけることもできます。
このさき還元剤とケラチンとの関連がすこしずつ解明され始めています。
すこしの工夫と「プラスアルファ」がポイントになります。
まとめ
還元剤とパーマはまだわかっていない分野で、
ケラチンを長く研究をしている化学者でさえ解明できていません。
パーマ剤の研究はかなり進歩はしましたが、
髪を傷めずヘアカラーの退色など防ぐ還元剤は発展途上で、
美容師も勉強していく必要があるようです。
流山市美容室にあるヘアサロンウェーブは、
ブログで美容情報を更新しています。