美容室ヘアカラートラブル
美容室でのヘアカラートラブル
美容室でのトラブルは基本的な失敗でおこることが多く、
失敗した原因も解き明かせることがほとんどです。
美容師が失敗した原因がわかっても、失敗してしまったお客様が、
わかない部分をわかりやすく説明します。
染まらない明るすぎるプリントラブル
プリンは色の明るさと暗さがはっきりするいわゆる『ムラ染め』を言います。
なぜ、ムラ染めになるか実例を出して解説します。
■毛先から中間が暗すぎるパターン
セミやロングは既存毛と新生毛では3-5年のちがいがあります。
髪の傷み具合も変わってきます。
ヘアカラーは髪が傷むと発色がよくなり時間をおきすぎると、
色が早く発色します。
ロングの場合色が傷んだより毛先部分が退色(黄ばみ)します。
退色した色味を落ちつくよう色を入れますが、
早く発色し色が思った以上に暗くなる訳です。
髪質や明るさによっては暗くならない人もいますが、
ほとんどの場合傷んだ髪は発色がよく暗くなる訳です。
■根本が明るすぎるパターン
健康毛は個人差がありますが一般的には染まりずらいく、
新生毛である根本が明るくなるのは理解できないと思いますが、
頭皮は体に近く熱があり、頭皮に近い部分の1-2センチは発色が良く。
時間をおきすぎますと明るくなります。
原因はほとんどが時間によるオーバタイムが主な理由です。
■美容師の色のレシピによるパターン
ヘアカラーでいうと肝になる重要な部分です。
髪質の状態や毛髪診断などにより判断し色の調合を決めます。
アッシュやグレーやブルーなどは明るくても暗くみえる色合いで、
イエローやブラウンなどは暗くても明るくみえる色合いになります。
このように色により見た目の明るさがちがうことがあり、
お客様ではわからないので疑問があった時に、
美容師に相談して解決を図って下さい。
■技術的な失敗によるパターン
外国人風ヘアカラーは一度は金髪にしてから、
希望のある色を『薄い色合い』が表現できます。
ダブルヘアカラーを行います。
色味のミックスにより変わりこういった場合は、
失敗というより美容師の経験が大きいようです。
グラデションやハイライトやローライトにも言えることです。