ヘアカラーの塗布量と放置時間の関係
髪とヘアカラー剤の関係
ヘアカラーをコンビニ(ホームヘアカラー)で買うと内容表示が書かれています。
放置時間も約20分と書かれていますが実際は、
髪質によって薬剤の量も時間も異なります。
サロン(美容室)でも同じことがあてはまります。
では、どんな場合に限って放置時間と薬剤の量がことなるのか考え。
髪質によってことなるのかをプロの目から説明します。
1.薬剤の塗布量や放置時間の前にていねいに塗布できていあるか
2.髪質によってヘアカラーの染まりが量や時間とどう関係するのか
3.根本が明るくなったり毛先が暗くなる原因は
4.まとめ
薬剤を手際よくていねいに塗布する
ヘアカラーをムラなく染めあげのは『ていねい』に塗布すること。
これにつきると思います。
均等に薬剤を塗布することで色ムラの失敗がなくなるからです。
もちろんスピーディーに塗布することも、薬剤の塗布では必要ですが、
慣れてくれば手際の良さは身についてきます。
落ち着いてていねいに塗布するのは、始めから心かけておくヘアカラーには重要です。
髪質によって染まりが量や時間とどう関係するのか
一般的に細くやわかい髪は染まりやすいと思われています。
キューティクルが薄く薬剤も浸透しやすいからです。
70-80%の確率で染まりやすいのですが、残りは20%以上の方は染まり悪いのです。
これは髪のタンパク質の量が少なく、薬剤の浸透が悪いと考えられているからです。
パーマなども同様な現象がよくあります。
このケースの場合は薬剤をすこし多めに均等に塗布することです。
放置時間も薬剤を多めに塗布することで、放置時間も標準の20分前後で染めあがります。
髪の多い人は通常の倍の薬剤の量が必要です。
傷んでいる髪は薬剤の量は加減して塗布します。放置時間もすこし早目の流しになってきます。
髪の毛質も大切ですが髪の損傷状態も、薬剤の量と放置時間が密接な関係があります。
■バージンヘア・健康毛・髪が太い硬い人・・薬剤が多いと通常の倍の量が必要です。
■傷んだ髪質・・通常の薬剤の量でOKです。
*髪が太い場合や硬い場合は薬剤をプラス
■髪が細い人・やわらかい人・・通常の薬剤の量の少な目でOKです。
根本が明るくなったり毛先が暗くなる原因は
根本(新生毛)の部分は水分や油分が多いため、薬剤の浸透が良く明るく発色します。
毛先部分は傷んで人の場合は、薬剤の浸透が悪くなり時間も余分にかかり、
放置時間や薬剤の量を調整する必要がでてきます。
中間部が思った色の発色が出てきます。
根本・中間部・毛先と染まる発色が異なる要因があり、
髪の状態をみて塗布量や放置時間を調整します。
まとめ
薬剤の塗布量や放置時間によって、染めた色合いに影響します。
髪の状態や毛髪診断を適切に行う必要があります。
正しいヘアカラーをするうえで参考として、
ヘアカラーをお楽しみ下さい。
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