ヘアカラーのグラデーション意味
ハイライト&ローライトで陰陽
美容師さんであっても「グラデーションヘアカラー」の施術方法に迷いがあります。
施術の順序や時間や薬剤の選定などが適切に行われないからです。
わかりやすく順にブログで説明をします。
1.既存毛とベースヘアカラーの施術(ウィービング)
2.根元から毛先まで塗布
3.フロントにチップ(顔回りの)塗布
4.トナーの施術
5.まとめ
既存毛とベースヘアカラーの施術(ウィービング)
既存毛と毛先のバランスの為にウィービング
ムラがあった場合は根元と毛先のムラを自然に馴染むように、
髪の退色とのバランスを整えるように、
トップからウィービング(ハイライト)をする必要があります。
↓↓の画像
退色のムラをなくすために、
ウィービングを行いグラデーションヘアカラーのベースをつくります。
*ウィービング(ホイルワーク)は自然になじむためにするための施術です。
根元から毛先まで塗布
ウィービングとチップいがいの根元と毛先にベース「ヘアカラー
フロントのウィービングと根本部分に薬剤の塗布を行います。
おしゃれ染めの場合は襟足から塗布を行います。
初めウィービングのホイル部分はさけて根元の毛染めを行ってください。
薬剤が少し塗布がしずらいですが、馴れるとコツがわかってきます。
スピードが大切ですので手際よく、染まりやすい部分や染まりずらい部分は、
薬剤の量の調整して染めムラをなくすよう気をつけてください。
顔周りやポイント部分にチップのハイライトを入れるので、
入れる部位は薬剤は塗布しないようにしてください。
フロントや顔回りの塗布
ポイント部位にはチップのハイライト
チップとは・・・ロングでは耳回りの前部位にハイライトを入れる技法(おもに中間から毛先部位)
根元の部位とウィービング部分の根元部分の塗布が終わりましたら、
(顔回りのチップ部位のみにブリーチ剤を塗布してください。)
ロングであれば耳回りの前部位に、ショートヘアであれば前髪付近に、
中間から毛先にハイライトをいれます。このときの薬剤の調合はブリーチ剤でもいいですが、
14トーン以上のヘアカラー剤を調合するのもいいでしょう。
また、ハイライトを入れる下部位にローライト(5-6レベル)をいれてもいいでしょう。
時間放置しましたらさぁトナーの施術です。
トナーの施術
トナーとは退色の補修です
既存毛をそめた時点で毛先の退色を最後に修正します。
普通はベースの色よりも濃いめの色を選択します。
2剤は1.5%や3%などの過酸化水素を使用します。
色を補修することで馴染むムラのない均一なヘアカラーが完成します。
まとめ
順に説明させて頂きました。補足する部分はヘアカラーやグラデーションヘアカラーの講習などに、
参加して勉強して身につけてください。
流山市にある美容室『ヘアサロンウェーブ』は定期的に美容情報を発信しています。