毛髪診断ウェット&ドライを適切に行う方法
診て触って目視を行う毛髪診断
ヘア施術を行う場合は目視で頼らずに判断し、
髪のトラブル具合やヘアデザインの質感によって正しく判断します。
判断を誤った結果パーマがかかりすぎたり、
ヘアカラーの色が希望とちがったり、発色が希望の色に出ないこともあります。
正しく毛髪診断を行うには診て触って目視を行う毛髪診断が大切です。
目次
1.ウェットの状態で毛髪状態を診断する
2.ドライの状態で毛髪状態を診断する
3.まとめ
ウェットの状態で毛髪状態を診断する
毛髪の状態によって影響するウェットの状態
■パーマ編
コールドパーマはドライ時には目視によって、
ウェーブ感が緩めでも、ウェット時はウェーブ感が強く出てきます。
デジタルパーマはこの状態とは逆で、ウェット時にはウェーブ感は緩く、
ドライ時にはウェーブが出てきます。
■クセ毛編
クセ毛についても水に濡らした状態でも変化があります。
水素結合の影響がある毛髪はクセ毛としては弱いとされていますが、
シスチン結合の影響のあるクセ毛は強いとされています。
髪をウェットした状態でその後の施術の参考となってきます。
■乾燥編
毛髪に水分をたっぷり吸水させてしなり具合をみる。
しなりがなくたおれた場合は乾燥毛で、しなりが残った場合は健康毛です。
ドライの状態で毛髪状態を診断する
目視と毛触りで確認します
■ドライ時に触った感覚(キューティクル)
見た目のツヤ感やキューティクルからさわった滑らせて感覚を確認。
髪をさわってザラザラした場合はキューティクルが損傷している。
ツヤがないほど髪が乾燥しています。
■髪を手の中の感覚を見る
髪のおさまり感やまとまり具合などでタンパク質の状態などを状態をみる。
乾燥毛か損傷などの判断。
■髪の重さや軽さでダメージ度合を見分ける
髪の見た目のツヤ感やさわった状態のしっとり感がある場合は、
キューティクルの状態はよく水分をたっぷり含んでいます。
キューティクルがカサカサしたような感じ、
乾燥してダメージをうけた毛髪です。
■髪の太さや弾力をみる
指先に適度につまんだ毛髪を指で円形にループをつくり、
指のハラで弾力化をみる。
まとめ
毛髪のウェット&ドライをみることで、
パーマであれば薬剤の強弱やヘアデザインの質感で選択します。
ヘアカラーは明るいトーンがしにくい、
トーンアップに時間がかかるなど薬剤の反応をみます。
パーマやヘアカラーなど薬剤の塗布量や放置時間など微妙に変わります。
ベースになるのはすべて毛髪診断です。
ウェット&ドライの毛髪方法でみられれば、
失敗のないヘアデザインを提案できるようになります。
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