オルディーブ外国人風ヘアカラー調合
輝く質感を高めるヘアカラー
ミルボンの場合はメラニンの色などでヘアカラーの調合を、
わかりやすくカラーチャートを作っています。
メラニンとハイトーンヘアカラーは密接な関係がありますから、
いまのヘアカラーは明るいトーンが主流になっています。
通常のヘアカラーもブリーチして流す薬剤の調合はあまり変わりません。
今回は外国人風ヘアカラーと通常のカラーレシピも同様にまとめました。
もちろん薬剤のタイプや色合いも微妙に変わりますが、
実践的につかえる調合やブリーチについてもまとめています。
目次
1.日本人のメラニン
2.ブロンド(ブリーチベース)にするにはスピードが一番重要です
3.オルディーブ外国人風ヘアカラー調合
*ウエラのヘアカラーチャートを比べてレシピもあわせて公開
4.まとめ
日本人のメラニン
日本人の髪色は黒髪だと思われていますが、実際は赤味が集中し髪色が”黒髪”に、
肉眼では黒髪にみえますが・・・
太陽の光で髪色がブラウンに見えるのはそのためです。
近年ヘアカラーのメーカーの技術の進歩によって、
レッドを迎える技術が進歩し、薬剤の配色によってブロンドヘアカラーも可能に!
ヘアカラーの配色によってブロンドヘアカラーは可能になります。
ブロンドベースによって、希望の配色が可能に次で説明します。
大きく分けて赤色・黄色味・茶系などがあり髪質の相性を考えて、
ヘアカラーの調合を考えてみましょう。
ブロンド(ブリーチベース)にするにはスピードが一番重要です
ブロンドヘアのベース(ブリーチ)が希望の色を入れる大切な施術になります。
ムラなくスピーディーに塗布するこれにつきます。
髪の始めの状態は『既存毛・中間毛・毛先』と分かれますが、
根本部分は水分や油分が多く健康毛のため、薬剤の浸透が早く染まります。
注意:一部に頭に近い体温の熱のためと誤った見解があります。
中間毛は染まりの速さは中間だと思って下さい。
中間部が思ったブリーチの染まるようです。
色が抜ききれないケースは薬剤の塗布量を、
毛髪診断の時に確認し、多めに塗布して下さい。
施術は一回が基本で『流し』は一度で、ダブルやトリプル流しは避けて下さい。
また、時間は60分が限度でそれ以上の放置は髪を傷めてしまいます。
流しを繰り返す塗布ではなく、塗布量や規定の時間で塗布する
ブリーチ剤の特性で時間をおけばおくほど、脱色は止まらない性質があります。
かならずスピーディーにムラなく均等に塗布が基本です。
*部位によっては染まりが良い部位・悪い部位に注意しながら
ファッションヘアカラーは脱色効果は止まる性質があります。
塗布量と放置時間を調整することによりキレイにムラなくそまります。
オルディーブ外国人風ヘアカラーの配色
■パールブルーシルバーPEARL SILVER
仕上がり予想の状態11レベル オルディーブのレシピ
11-55+9-was+モノトーンc9-mt 1:1+20% 6%根本
9-55+11-was+モノトーンc9-mt 2:1+20% 3%中間毛
ブルーにモノトーンをプラスしトーンコントローラーで彩度を高めた配色。
事前のレベルはトーンにより前後して選択しましょう。
色の解説
透明感のあるブルー系とツヤ感がでるグレー系をミックス。
輝くヴェール感が躍動感をあたえみずみずしさを演出!
◆ウエラコレストンのレシピ ヘアカラー+ウエラカラコントロール(全6種類)補色剤
10/88+12/88 1:1 スモーク20%のレシピ 二剤は3% 毛先部分はクリア剤をプラスok
*根本は6%で中間~毛先は3%がグット
↓↓パールブルーシルバー(外国人風ヘアカラー)ヘアサロンウェーブのお客様画像
■アーモンドALMOND
仕上がり予想の状態11レベル オルディーブのレシピ
11-10+11mML+11-55 1:1:20% 6%根本
11-10+11nML+11-55 1:1:20% 3%中間毛
アーモンドの配色はブラウンに赤味をプラスした配色です。
ブリーチした状態から使う配色で良い色合いです。
色の解説
アッシュの物足りなさをブラウンがカバーし、
ほんのりとした赤味がヘアカラーを感じさせる配色。
◆ウエラコレストンのレシピ ヘアカラー+ウエラカラコントロール(全6種類)補色剤
10/7+10/11 1:1 ピンク20%のレシピ 二剤は3% (毛先部分はクリア剤もOK)
*根本は6%で中間~毛先は3%がグット
■カフェオレCAFE AU LAIT
仕上がり予想の状態10-11レベル オルディーブのレシピ
10CB+11wAS+11nBG 1:1:20% 6%根本
10CB+11wAS+11nBG 1:1:20% 3%中間毛
日本人にも似合う薄いブラウンです。髪質に関係なく誰にもフィットする配色です。
赤味がすこし出る(ブラウン)色合いでもあります。
色の解説
ほんのりモカ系の透明感のあるグレイヘアカラーです。
透明感があって色味がほしい方むきのヘアカラー。
◆ウエラコレストンのレシピ ヘアカラー+ウエラカラコントロール(全6種類)補色剤
10/7+10/88 2:1 ベージュ20%のレシピ 二剤は3% (毛先部分はクリア剤もOK)
*根本は6%で中間~毛先は3%がグット
■ミルクティーMILK TEA
仕上がり予想の状態10-11レベル オルディーブのレシピ
11-55+9sMA+11nBG 1:1:20% 6%根本
11-55+11sMA+11nBG 1:1:20% 3%中間毛
今季ブレークしたミルキーの色合いまろやかな赤味のある配色です。
ベージュが隠し味でやわらかみをプラスしたヘアカラーです。
色の解説
日本人に合う配色です黄色味の肌にgood!
飽きのこないピンクに淡いベージューがアクセント。
↓↓10レベルミルクティーヘアサロンウェーブのお客様画像
◆ウエラコレストンのレシピ ヘアカラー+ウエラカラコントロール(全6種類)補色剤
11/68+10/11 1:1 ベージュ20%のレシピ 二剤は3% (毛先部分はクリア剤もOK)
*根本は6%で中間~毛先は3%がグット
■ミルクティーMILK TEA
仕上がり予想の状態10-11レベル オルディーブのレシピ
11-55+9sMA+11nBG 1:1:20% 6%根本
11-55+11sMA+11nBG 1:1:20% 3%中間毛
今季ブレークしたミルキーの色合いまろやかな赤味のある配色です。
ベージュが隠し味でやわらかみをプラスしたヘアカラーです。
色の解説
日本人の肌に合うピンクベースのミルキーヘアカラーの配色です。
ピンクやグレイは相性がとても良いようです。
◆ウエラコレストンのレシピ ヘアカラー+ウエラカラコントロール(全6種類)補色剤
11/68+10/11 1:1 ベージュ20%のレシピ 二剤は3% (毛先部分はクリア剤もOK)
*根本は6%で中間~毛先は3%がグット
■グレイGRAYL
仕上がり予想の状態10-11レベル オルディーブのレシピ
11-55+9-was+C9-MT 1:1+20% 6%根本
9-55+11-wa+C9-MT 2:1+20% 3%中間毛
シンプルなグレイヘアカラーレシピです。
ハイトーンヘアカラーのグレイヘアカラーなどにも人気があります。
色の解説
ヤング層のブリーチあとのヘアカラーに人気があるカラーです。
ただ、退色があり持続性が欠ける色合いです。
◆ウエラコレストンのレシピ ヘアカラー+ウエラカラコントロール(全6種類)補色剤
10/88+10/11 1:1 スモーク20%のレシピ二剤は3%
グレー(薄い色合い)の配色です。
まろやかな赤味のある持続性が高い配色です。
まとめ
いまのメーカーのテーマは輝くツヤ感ヘアカラーがテーマ。
ウエラがヘアカラーの需要が独占状態でしたが、
ミルボンやロレアルが巻き返しあって競争が激化していまネ!
髪を傷めずヴェール感があって日本人に合う配色が、
同じようなカラー剤を打ち出しています。
各メーカの特長がでていて色合いによって使い分けると良いでしょう。
流山市にある美容院ヘアサロンウェーブは、
毎月ブログで美容情報を更新しています。