カットとパーマの巻き方による関係
巻き始める位置と切り口の関係
ワインディングの基礎の詳細 こちら→
ヘアサロンウェーブではソギとロッドの関係 HPはこちら→
などカット(ソギ)やパーマを3セクションでまとめていくと、
どんな質感が仕上がるかを考えてみました。
カットとパーマの巻き方ももうすこし、わかりやすくまとめてみました。
目次
01巻き始める位置によるボリューム感のちがい
02ミドルセクションの切り口を変えてみる
03まとめ
巻き始める位置によるボリューム感のちがい
パーマ巻きの種類とカットの関係(基礎編)
根元巻き・・・
根元からリッジが出ているので中間巻きよりも重心が低くなり、フォルムは縦長になります。
ロッドも根本から巻かれているので、長さは短くなる・
中巻き・・・
中巻き・・・中間からリッジが出ているので、重心は毛先巻きより高くなりフォルムも少し、
横に広がり、毛先巻きよりも動きがあります。長さは毛先巻きより短くなります。
毛先巻き・・・
毛先巻き・・・毛先からリッジが出て入るため動きはあまりでません。クセ程度のCカールの動きが、
ほしい場合は、毛先にだけ巻いたり顔回りだけ緩いヘアスタイルに。
レングスは長めに残ります。
*巻き方の注意点としてはレンガ巻きでスペースをあけずに巻いて下さい。
ミドルセクションの切り口を変えてみる
トップセクション(頭の上部分)ミドルセクション(頭の中間部分)
アンダーセクション(頭の下部分)頭を3分割して考えてみます。
(1)アンダーはグラデションでカットしミドルやトップにつなげる
束感→ロッドは中巻きで巻いた質感
束感・・・ミドルとは頭の中間部分です。グラデションは量感がでて、レイヤーは軽く、
セイムは中間となります。今回はグラデションにアンダやトップにつなげるので、
前から見たときは見えるパーマ感が強くなります。安定感があるので、
中間には重さがある分、スソが軽くなります。
空気感→ロッドは毛先巻きの質感
エアリー(空気感)・・・スソが短くなります。横に広がりのシルエットになっている。
髪の重なりが多いのでエアリーな動きはあまりでない、
髪が硬い人や多い人にはおすすめできない。
(2)アンダーはセイムレイヤーでカットしミドルやトップにつなげる
束感→ロッドは中巻きで巻いた質感
束感・・・頭に沿った丸みがあり、スソが少しだけくびれている。
横幅がグラデションより少なくなる分、くびれも減る。ウェーブの重なりがグラデションより、
減っていくので、ウェーブは軽く弱く感じられる。
空気感→ロッドは毛先巻きの質感
エアリー(空気感)・・・横幅がグラデションが減ることにより、
重心が上がり髪が少ないのでウェーブ感は弱くなるが、
エアリーな軽さがでてくる。軽さも束感と比べ丸みを帯びています。
(3)アンダーはレイヤーでカットしミドルやトップにつなげる
束感→ロッドは中巻きで巻いた質感
束感・・・全体的に小さく、横幅も少なく、丸みがあまりでない、
くびれはあるものの、目立つ感じはない、ウェーブ感の束感が独立し、すき間がでてくる。
エアリー(空気感)・・・グラデションやセイムレイヤーに比べ、もっとも縦長、
レイヤーで段差があるので、エアリーな動きはがよくでてくる。
パーマならではのボリューム感があり、髪の多い人にも向いている。
まとめ
パーマの質感の完成度は8-9割はベースカットになります。
ベースカットにおいてフォルムや質感をコントロールして作りだすことが大切です。
私の場合8割をベースカットを完成させ、パーマ後にバランスをみながら、
量感調整し頭やお顔にあわせるようにしています。
微調整がベースですベースカットする前のドライ時に、
頭のカタチや髪質などよく把握することです。
逆にいえばドライの段階でベースをきめ、パーマ施術方法もこの時点でヘアデザインを決めることです。
流山市にある美容室です。ヘアサロンウェーブです。
美容情報を更新しています。ぜひ、また遊びにきてください。