メンズヘアのショートヘアに合うピンパーマ
髪質や毛量など見極めて道具を使いこなす
ショートへアのパーマが多いメンズヘアはピンパーマが主体になってきます。
髪の毛質や毛量によってスライス・幅・ぼかし巻き(うろこ取り)など、
髪の性質にあった技法をつかいこなすようにしましょう。
目次
1.ねじりピンパーマの特長
2.ロッドとピンパーマのちがい
3.ピンパーマでつくるメンズヘア
3.まとめ
ねじりピンパーマの特長
■髪質や髪の状態から適切にピンパーマ
メンズへアのショートパーマはピンパーマが多くなります。
ロッドで巻くことによってボリュームが出やすく、
かかりすぎ・短くパーマがかからないことがあるからです。
普通に巻いた状態でピンパーマをした場合は、持続力もなくパーマの質感も出てきません。
毛束をとって回転してねじることで美しいカールが得られます。
1回転半のねじりピンパーマ
ひねりは髪質によってねじりの回転数によってカールがことなります。
髪がやわらかい・かかりやすい人・クセがある人・は1回転半くらいが、
ねじりの回転数が多いと細かくかかってしまいボリュームも出てきます。
スライスも気持ち厚めに、スライスをうろこ取りにとるようにします。
こうすると(やわらかい髪質・クセ毛)キレイな束感やボリュームを保つことができます。
2回転から2回転半は普通毛/strong>
髪が普通のタイプの人は2回転半がカールもボリュームもちょうど良いです。
ピンパーマの質感もこの時に変えることもできます。
中間から毛先までパーマをかける場合は、
根本と中間まで2回転半のひねりを入れ、毛先はかけないで自然さを強調させていきます。
工夫する
●ピンパーマとストレートを交互
また、回転数やねじりを入れないでピンパーマ使うこともあります。
クセ毛などボリュームを出やすい場合などは、毛束を巻かないストレートと、
間引きしながらピンパーマとストレートを交互にかける方法です。
こうすることによってボリュームを迎え、自然なパーマヘアに仕上がります。
●根本をねじり毛先はねじらない
頭の部位ではつむじ周辺などや遊ばせた部分に使います。
毛先はかけないでストレートのデザインに使います。
メンズは頭のつむじ周辺はボリュームが出るデザインが多く、
ヘアスタイルのバランスがよくなるからです。
根本・・ボリューム 毛先・・ストレート
ロッドとピンパーマのちがい
■ロッドとピンパーマを組み合わせる
ショートヘアの場合ウェーブ感よりはリッジ感を求めるヘアスタイルが多く、
ピンパーマを多用することが多いようです。
ヘアデザインによってロッドとピンパーマで質感を表現します。
ロッドもねじってウェーブよりもリッジ感をだします。
ロッドとピンパーマの束感すヘアスタイルに。
ロッドは根本にクセがつきやすいのでトリートメントを塗布して、
また、パーマのゴムやテンション(引っ張る力)などでクセがつかないように、
地肌と地毛部位にトリートメントをつけると自然なカールが求められます。
ピンパーマでつくるメンズヘア
■メンズショートヘアスタイル
ロッドとピンパーマをで説明したような、
パーマヘアを実践的につかってみましょう。
それではここで整理しましょう。
■ピンパーマの注意点
1.ねじりピンパーマは2回転数がキレイなリッジ感が出てきます。
2.髪質や毛量などによって回転数を調整することも可能です。
3.普通のピンパーマではカールが弱く持続性が劣ります。
4.髪のクセがつかないようにトリートメントやうろこ取りで、
パーマのクセがつかないように。
メンズのヘアスタイルはこの画像のようなショートヘアで、
ピンパーマを組み合わせてみます。
資生堂のクリエイティブを使用するとよいでしょう。
まとめ
メンズヘアはロッドでパーマが定番だと思っているようですが、
いまのショートメンズはピンパーマ。しかもねじってパーマが一般的になっています。
また、パーマはカット”ソギ”が大切なポイントになってきます。
カットのソギによってラインがやわらかな質感やデザインが求められるからです。
基本のカットを適切にピンパーマでおしゃれなメンズヘアを実現してみてください。